コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

多くの試練に耐える胃腸

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忘年会、クリスマス会、新年会…。
胃腸に負担のかかる季節となりました。

うっかり食べすぎたり飲みすぎて
食欲不振、吐き気、嘔吐、胃もたれ、胃痛…
つらいですよね。

鍼灸って腰痛や肩こりなどの痛みだけに効果があると
思われがちですが、実は胃腸の不調にもOK!

みぞおちからおへそにかけてのツボや背中にあるツボ。
胃腸から遠く離れた、ひざ下や手首近く、足の裏のツボを使うことも。
症状やツボを触れた感触などでツボを選びます。

二日酔いの時、自分でひざ下のツボに鍼をし、
お腹にお灸をしたら、胃がすっと楽になりましたよ。

皆様、楽しいお酒がヤケ酒になりませんように。
コトーも気をつけます!

女性専門の鍼灸院をしています。
レディース鍼灸ことう  よろしかったらご覧下さい。
http://www.ladies-kotou.com/

この時期は『免疫力』にがんばってほしい!

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人ごみの中、マスクをしている人がちらほら…。
風邪やインフルエンザに気をつける季節到来ですね。

すぐ近くの人がくしゃみや咳をし続けていると、
うぅー、絶対にうつりたくない!
その場をすぐ立ち去りたいが、
職場や満員電車やバスの中ではそうもいかない。

風邪やインフルエンザのウイルスが体の中に入り込まないよう、
この時期は体の『免疫力』に少しだけ気を使います。

私にとって睡眠不足は『免疫力』を下げる引き金に。
それから、冷えの積み重ねも!

3食ともできるだけ体の中から温まるものをとろうと心掛けています。
足が冷えてきたら、膝や足指を屈伸したり、
爪先立ち運動など脚の筋肉を動かすことによって
体の中から温めて…。
長く外にいて体の芯まで冷えきったら、
じっくり浴槽に入って温める。

寒さがピークになる1月・2月に、冷えもピークにならないようにしたいですね。
冷えでお困りの方は、灸治療の『箱灸』や『棒灸』もおすすめです。
もぐさを直に皮ふの上にはのせないので熱くありません。
ほんのりとした温かさが体の芯まで伝わり血流がよくなります。

詳しくは、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう へどうぞ
                          http://www.ladies-kotou.com/

北風小僧と戦うツボ!

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昨日の昼間が穏やかな天気だっただけに、
今日の北風は身にしみますね。

どんなに忙しくても気が張っている時はよかったけれど、
一段落してホッとしたら風邪をひいてしまった…
ということありますよね。

東洋医学では、風邪をひくのは
抵抗力が落ちている時に体の中に
風邪(ふうじゃ)などの邪気(じゃき)が入るから、とされています。

その風の通り道とされるツボは3つあります。

1つは『風府 ふうふ』 
上の写真はツボ・モデルのうなじから肩にかけてです。
このツボは、体中央の緑のラインの一番上にあります。
うなじの真ん中で後ろ髪の生え際から少し上に位置します。

2つめは『風池 ふうち』
ブルーのラインで、風府の下の『瘂門 あもん』の左隣の隣。
後ろ髪の生え際と耳の後ろとの真ん中ぐらいのくぼみに位置します。

3つめは『風門 ふうもん』
黒のラインの、二股に分かれた右側の一番下。
肩甲骨の内側と背骨の間にあります。

ツボの位置からしても風邪予防にタートルネックや
マフラーなどで首回りを温めることは理にかなっています。

日本では病院が身近になかった頃、
風邪をひいたら鍼灸院に行っていたそうです。
私の所では風邪のひき始めには、
左右の肩甲骨の間に箱灸を置いて
体の芯まで温めます。
灸といっても熱くないんですよ。
箱灸などにより、ご自身の自然治癒力を高め、
風邪(ふうじゃ)を追い出します。

詳しくはこちらへ
    女性鍼灸師による女性専門鍼灸院  レディース鍼灸ことう
            http://www.ladies-kotou.com/

黄砂 来福!

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今朝天気予報で黄砂が飛ぶって言ってましたが、感じましたか。

気象庁のホームページを開くと
確かに日本地図の福岡あたりは高濃度!
最近は春でもないのに飛びますねぇ。

真夏は日に焼けるので裏返しをして干していた洗濯物を
これからは表のまま干さねば。
黄砂を言い訳に窓や網戸の掃除もさぼりがち。

今年はスギ花粉が大量に飛ぶと言われていますが、
花粉症の方は大変。

私はアレルギー性鼻炎ぎみなので、
鼻うがい(塩入温水を片方の鼻から吸い口から出す)を再開して
鼻の中の粘膜を鍛えなおそうと思いつつ、
すぐ忘れちゃうんだよねぇ~。

鍼灸師なので、鼻がぐずぐずしている時は
自分で鼻の横のツボに、ほそ~い鍼を1?程度刺して
10分間ぐらい置くと、楽になります。

鍼灸って痛みなど整形外科的な症状だけに効くと思われがちですが、
内科的な症状も対象なんですよ。

ちょいと鍼灸に興味をもたれた方はこちらにもどうぞ~
   女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう 
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腰部椎間板ヘルニアと入院と精神修行

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入院している知人のお見舞いに行ってきました。
皆さんは入院したことがありますか。

私は一度、腰部椎間板ヘルニアで入院しました。
手術するほどではありませんでしたが身動きがとれず、
あの時ほど自分の健康に自信をなくしたことはありません。

職場復帰しても
左足親指の裏の軽いしびれが6年間続きました。

その後も脚の筋肉痛がひどいと、
そのしびれがぶり返したような違和感がありました。
その頃は鍼灸師になっていたので、
自分で自分の脚に鍼や灸をし、
筋肉が緩むと
変な違和感もなくなりました。

数年前までそんな椎間板ヘルニアの後遺症?に付きまとわれていました。

長い年月続く症状は気持まで落ち込ませます。
このことは自分にとって精神修行だったなぁ…と振り返ります。

鍼灸の母体である東洋医学は、『心身一体』と考えています。
慢性腰痛など治すのをあきらめかけていた方も
鍼灸を受けられて
「あっ!良くなるかも!」と思って頂いた瞬間から好転していきます。
ご自身の気持が大事ってことですね。

東洋医学にちょっと興味がある方は下記のホームページにもどうぞお寄り下さい。
女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう
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