コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

肩こりの手当て ~自分編

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肩こり特集第3弾!(勝手にシリーズ化)
皆さんはどんな時に、肩のこりを感じますか?
仕事や家事で、同じ姿勢を長時間続けていた時に、
強く感じるのでは?

肩こりを自分で予防・解消するキーワードは3つ。

 

 

『姿勢』

猫背だと、あごを突き出すようになり、
首の後ろの筋肉が常にかなりがんばっているので、
首・肩こりになりやすいです。

丸くなった背中をぴんとして、
あごをちょっと引くだけでも
首の後ろの筋肉は楽になります。

逆にあごを引きっぱなし、
つまりデスクワークなどで下を向きっぱなしだと、
首の後ろの筋肉はストッレチされっぱなし!

これも実は筋肉にとってつらい。
パソコンの画面が目の高さにあると
首の負担は減ります。

 

 

『動かす』

何気なく私たちは同じ姿勢を長く続けていますが、
重力に抗してその姿勢を保持し続けるために
筋肉は必死になっています。

だんだん血流が悪くなり、筋肉に疲労物質がたまり、
硬くなったり痛みが起こります。

そうならないためには、体を動かすことによって、
筋肉を動かし、よけいな筋肉の緊張を取り除き、
血流をよくすること!です。

ずっと座りっぱなしならば、ちょっと歩くだけでも
だいぶ解消されます。
そうできない時は、まめに首、肩、腕を
ゆっくり大きく回せたらいいのですが…。

 

 

『リラックスする』

仕事や家事に追われ、寝る間際までバタバタしていると、
肩こりの方は肩の力が常に入りすぎて、抜けなくなります。

今、深呼吸をした後、肩の力が抜けますか?
仕事帰りの電車やバスの中で深呼吸をする、
お気に入りの入浴剤を入れて浴槽にじっくりつかる、
リラックスする音楽を聴く、などなど
全身の力を抜く時間をちょこっとでも作りたいですね。

日々の生活に追われて、自分で肩こりの予防や
解消をするのはなかなか難しいですが、
そんな時ほど自分の体の状態を気にしてあげる
心の余裕が欲しいと自分でも思います。

あ~、でも、『手当て』って、自分の『手』よりも
他人様の『手』のほうが気持ちがいいですよねぇ~。

そんなふうに思った方は当鍼灸院にどうぞ。
女性専門ですが…。
鍼灸院 レディース鍼灸ことう へはこちらから。
http://www.ladies-kotou.com/

 

 

今日も長いブログになりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
明日は、肩こり特集第4弾 鍼灸編。
簡単なツボ・マッサージをご紹介します。

 

肩こりの手当て ~他人様編

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福岡は毎日、北風小僧が飛び回り、思わず首をすくめます。
昨日に引き続き、今日も肩こりの話。
肩こりの方もそうでない方もお付き合い下せいませ。

 

 

この20数年間、理学療法士(リハビリ)と鍼灸師の仕事で
多くの方の体を触らせてもらいましたが、
成人の方で肩・首がこっていない方は
少なかったように思います。

 

 

慢性腰痛で鍼灸院に来られる方は、
だいたい首や肩の筋肉もカチカチです。
首・肩こりの自覚がない方が多いですね。

逆に慢性の首・肩こりで鍼灸に来られる方は、
だいたい腰の筋肉もカチコチ。

 

 

うなじにある筋肉の中で
首のつけ根から腰までつながっている筋肉があります。

1つの筋肉なのだから、
上がこったら下もこりそうだし、
下がこったら上もこりそうですよね。

 

 

すごーく首・肩がこってしまって
マッサージなどの治療を受けに行く時は、
気になる首・肩だけでなく、背中(腰まで)、
できれば全身調整をおすすめします。

 

 

こりを感じやすいのは、うなじ、首の横、首から肩にかけて、
左右の肩甲骨の間あたりだと思いますが、
肩甲骨にへばりついている筋肉や、首の前の筋肉も
けっこう硬くなっています。

当鍼灸院では全身調整をしながら、
それらの筋肉を緩めることに重点をおきます。

 

 

女性鍼灸師による女性専門鍼灸院
レディース鍼灸ことう もよかったらご覧下さい。
http://www.ladies-kotou.com/

油断大敵な肩こり

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するめを食べすぎた後のような、
右奥歯を長時間噛みしめた後ような、
右あご周辺の筋肉痛…。

あごに負担がかかることをしていない。
まったく原因が思い当たらない。

なんて思いながら、何気なく首の筋肉をストレッチしたら
ひーっ と言うぐらい痛い。
肩も…。

 

 

そういえば最近、運動をさぼっていました。

鍼灸師なので、鍼治療で、自分の首やあご周辺の筋肉を緩め、
仕事の合間にちょこちょこ運動をして、
右あご周辺の筋肉痛は改善!

もともとかみあわせが悪いのですが、
痛みのきっかけは肩こり・首こりだったようです。

恐るべし、こりこり軍団!
今もブログを書きながら、首を右に左に運動しています!

 

 

皆さんも、いつの間にか首・肩がカチコチ!ならないように、
気をつけて下さいね。

女性専門の鍼灸院で、首こり・肩こりの治療もしています。
レディース鍼灸ことう  へはこちらからどうぞ…。
http://www.ladies-kotou.com/

箱灸が好評!

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鍼灸の本で箱灸の道具の作り方が紹介されていたので、作ってみました。
まず、五合升とシンク用のステンレス製ゴミ受けと木蓋を購入。
次に五合升の底をカット。これが硬い!(と自分ではやっていません)

五合升の中にゴミ受けを、そしてゴミ受けの中にカットした棒灸(もぐさをステイック状にしたもの)を入れ、火をつけます。
肩甲骨の間と、仙骨部(尾てい骨の上)の2ヶ所にのせると、肩こり・腰痛・背中一面のこりがほぐれます。
木蓋の開け閉めで温かさを調整します。
お灸を皮膚の上に直にのせるわけではないので、熱くはありません。

お灸にもいろいろな方法があります。
日本では「お灸をすえる」とマイナスのイメージもありますが、気持ちのいいものですよ。