おポンプ様でございましたか… 

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福岡市博多区の大博通りを地下鉄祇園駅から呉服町駅へと歩いている時、発見!
一瞬なんだかわかりませんでしたが、よく見ると二連式手押しポンプ。
このタイプのポンプは、第二次世界大戦(昭和17年~18年)から
昭和27年~28年頃まで全国で愛用されていたそうです。
『おポンプ様』というネーミングがかわいいですよね。
当初からそう呼ばれていたのでしょうか。
水が今以上に貴重だったのでしょうね。

『水』といえば、ツボには水の流れにたとえた名前が数多くあります。

足の裏にあるツボ『湧泉 ゆうせん』
足底の泉からエネルギーが湧き出ています。
当院では、冷えの強い方や不眠の方に対して、このツボに棒灸をします。
棒灸の写真をホームページの《鍼灸とは》というページに載せています。
よかったらご覧下さい。

うなじにあるツボ『風池 ふうち』
うなじの浅いくぼみにあることを『池』にたとえ、
風邪(ふうじゃ)がここから入りやすいので、この名前がつきました。
首がこっている時は、ここをマッサージするだけでも気持がいいです。

膝にあるツボ『血海 けっかい』
無数の河川が下って大海に帰っていく様をたとえて、
東洋医学では『海』はすべての流れが集まり帰する所を意味します。
『血海』は血を調節する重要なツボです。
婦人科の症状によく用います。

漢字を見ただけでも、そのツボの大きさ・深さ・特徴を
なんとなくうかがい知ることができます。