コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

私の中のヒット商品~防寒室内靴

極寒の1月、台所に立っていると
足先だけ冷たさを感じていました。
冬用の室内履きはそれなりの値段がしたり、
靴底が薄かったり。

思いついたのが、ここ数年流行っている、もこもこ靴。
丈が長いと着脱しにくいので、
くるぶしが隠れる程度のものを探しに靴屋へ。

もう品数が少なかったのですが、みつけました。
じゃーん!

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靴底が厚いので床からの冷えをシャットアウト!
靴の中がモコモコしているので温かい…
なによりも両手に荷物を持ちながら簡単に履けて脱げるのがいい!

セールで値段は2,000円弱。
できればベージュなど落ち着いた色がよかったけれど、
ピンク、黄色、オレンジの3色のみ。
あなただったら何色を選びますか。

今日はこれを履いて
中華風のとろみがかった具沢山スープをつくりました。
まだ胃の中がほっこり温かい感じ…

福岡で鍼灸師をしています。
レディース鍼灸ことう へはこちらからどうぞ…
http://www.ladies-kotou.com/

はりきゅう雑話~お灸アラカルト

めちゃくちゃ寒い日が続いていますが、
皆さま、風邪などひいていませんか。
今日は体の芯まで温まる『お灸』の話におつきあい下さい。
長いです!お覚悟を~!

 

 

『モグサ』
お灸にモグサが使われるようになったのは、
中国の春秋戦国時代(B.C.8~3世紀)。
モグサの原料はヨモギの葉の裏の産毛。
菊の葉と似ています。

 

 

ヨモギの葉を夏に刈り取る→乾燥→裁断→石臼でひく
→トウミという機具で不純物除去→モグサ完成!

ヨモギの葉の量のうち、モグサになれるのは、たった5%!

 

 

 

『点灸 てんきゅう』
モグサを米粒ほどに指でひねったものを
ツボに置き、線香で点火。
皮ふ上にシールを貼ってからモグサをのせれば
灸の跡が残りません。

 

 

『しょうが灸』
スライスしたしょうがを皮ふとモグサの間に置く。
他には、スライスしたニンニクでも。

 

 

『灸頭鍼 きゅうとうしん』
名前のごとく、鍼の先にモグサをつけて点火。
伝導熱でツボの中まで温まります。
中国留学中、師匠はこの方法をよく使っていました。

 

 

『棒灸 ぼうきゅう』
モグサをタバコのように和紙でくるんで棒状にしたもの。
皮ふから3~5㎝離して温める。
棒灸は手や足、お腹など広範囲に温められ、
操作も簡単。

 

 

『箱灸 はこきゅう』
底をくりぬいた五合升に、ステンレス製のパッド、
その中に棒灸をカットしたものを入れます。
お尻やお腹、背中の上に置き、
温かさは上にのせた木ブタで調整。
棒灸同様、広範囲に長い時間温められます。

 

 

『台座灸』
台座の上にモグサがくっついている。
台座の下にはシールがついているので、
どこのツボにもしやすい!
自宅で自分でお灸するのには、簡単です。

 

お灸には、いろいろな方法があります。

江戸時代から庶民に親しまれてきたお灸。
日本の風土や日本人の体質にはあっていると思います。

今日もサイコーに長いブログ。
最後まで読んで頂き、誠に有難うございます!

 

『棒灸』というお灸

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『棒灸 ぼうきゅう』

お灸の原料であるモグサを和紙で硬めに包んで、
直径1.5㎝、長さ20㎝くらいの円柱型にしたお灸。

端に火をつけ、ツボの近づけて、
(だいたい皮ふから3~5㎝離す)
温めて治します。

モグサだけを棒状にしたものと、
数種類の薬草を加えたものがあります。

広範囲に体の深部まで灸熱を送ることができるので、
血のめぐりがよくなります。

腰痛や肩こりなど筋肉の痛みだけでなく、
冷え症や生理痛・不妊症など婦人科疾患、
胃もたれなど内臓疾患…と、様々な疾患に用います。

毎日お灸をしたほうが治療効果が高いときには、
自宅で自分で操作しやすい棒灸をすすめることもあります。
症状の改善とともに、お灸をする頻度を減らしていきます。

こんな寒い日、足の裏に棒灸をすると気持ちいいですよ。

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鍼灸の話をちょこっと書いています。

この時期は『免疫力』にがんばってほしい!

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人ごみの中、マスクをしている人がちらほら…。
風邪やインフルエンザに気をつける季節到来ですね。

すぐ近くの人がくしゃみや咳をし続けていると、
うぅー、絶対にうつりたくない!
その場をすぐ立ち去りたいが、
職場や満員電車やバスの中ではそうもいかない。

風邪やインフルエンザのウイルスが体の中に入り込まないよう、
この時期は体の『免疫力』に少しだけ気を使います。

私にとって睡眠不足は『免疫力』を下げる引き金に。
それから、冷えの積み重ねも!

3食ともできるだけ体の中から温まるものをとろうと心掛けています。
足が冷えてきたら、膝や足指を屈伸したり、
爪先立ち運動など脚の筋肉を動かすことによって
体の中から温めて…。
長く外にいて体の芯まで冷えきったら、
じっくり浴槽に入って温める。

寒さがピークになる1月・2月に、冷えもピークにならないようにしたいですね。
冷えでお困りの方は、灸治療の『箱灸』や『棒灸』もおすすめです。
もぐさを直に皮ふの上にはのせないので熱くありません。
ほんのりとした温かさが体の芯まで伝わり血流がよくなります。

詳しくは、女性鍼灸師による女性専門鍼灸院 レディース鍼灸ことう へどうぞ
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早々と年賀状ゲット!

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予約していた年賀状を取りに行ってきました。
皆さんはどんな年賀状を書きますか?
私は自分で撮った写真を裏に印刷して、
表にちょこちょこっとコメントします。

いただく中で、
自分だけ、あるいは家族と一緒の写真付きの年賀状があります。
写真を見ただけで元気そうだな…ってわかります。

私も!と思い立ち、
おととしから始め、
昨年は写真を撮り損ね、
今年は!と、ちょっぴり意気込んでいます。

来年は兎(うさぎ)年ですね。
鍼灸やツボ・マッサージで使うツボの中で
『伏兎 ふくと』があります。

太ももの前面にあり、このツボに鍼やお灸をして
股関節や太ももの筋肉の痛みなどを改善します。

太ももの筋肉に力が入って隆起する形が、
兎のうつ伏せの姿に似ていることから名付けられたそうです。

太もも前面の筋肉の正式名は『大腿四頭筋 だいたいしとうきん』といいます。
ごっつい名前ですよね。
4本の太い筋肉が束になっています。

ということは、そこを流れる血液量も多いので、
太ももの前面を温める、
つまりひざ掛けをするのも脚の冷えにはいいですよ。

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