コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

コトーの鍼灸スタイル~セッションしよう!

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2015年6月16日(火) 雨のち晴れ

パラパラ雨が降り出した。

バス停に着くたびに、人がどどっと乗り込む。

バスの中はギューギューになり、

荷物が多いコトーはヒンシュク~~~。

 

 

………………………… 。

予想以上の交通渋滞。

自転車に追い抜かれる。

電車に間に合うかな…。

たしか電車の本数は少なかった。

電車に間に合わなかったら、タクシーかぁ。

 

 

…………………………… 。

いまさら、ジタバタしてもしょーがない。

でも講師が遅刻したらヒンシュクだよねぇ~。

 

 

うだうだ考え事をしていたら、降りるバス停に到着。

電車の発車時刻まであと10分!

駅のホームへダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!

 

 

 

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宇美駅に到着。

久しぶりに単線に乗ったなぁ。

あー、山に囲まれて空気がおいしい…。

 

 

 

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えっ! 無人駅なんだ!

 

 

 

雨の中、コロコロ荷物を引き、

目的地『宇美町働く婦人の家 し~ず・うみ』に到着。

お灸講座開始10分前。

おーっ! 大急ぎで準備!

 

 

 

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参加者の方から質問や意見が飛び交い、

今日のお灸講座もサイコー!

講師側が一方的に進める講座よりも、

参加者とスタッフと一緒に作り上げる講座のほうが、

中身が何倍も濃い気がする。

2回目もこのメンバーで楽しくセッションするぞー!!!

 

 

「行きと帰りとで参加者の顔つきが違っていました。

帰りはリラックスした顔でしたよ。」

スタッフの方からそんなことを言われ、

コトーの顔はホクホクホク!

参加者の皆さん、お灸マジックにかかったかな…。

 

コトーの鍼灸スタイル~どうやって伝える?こだわりのお絵描き

このブログは、2010年3月から書き始めた。

書き進むと、鍼やお灸、東洋医学の細かい話になり、

文章だけでは伝えにくくなった…。

そこで登場したのがツボ・モデル君!

 

 

body_front

彼にはずいぶん助けてもらった。

ありがとーっ!

 

 

さらに書き進めると、文章とツボ・モデル君だけでは伝えにくくなった。

そこで登場したのがツボ・モデル子ちゃん。

 

 

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2011年11月に初登場!

姿見でポーズをとり、何度描き直しても

左腕がヘビになっちゃう…。

このことがずーっと気になり、最近リニューアル!

 

 

tms_large_intestine_meridian

どお?

長年のお絵描きで、

『難しいポーズは無理して描かない』という知恵がついた!

 

 

じゃじゃーん!

このブログでは初登場のツボ・モデル・ブラザーをご紹介!

 

 

moxa_large_intestine_meridian

彼と兄弟は『お灸教室ページ』のブログで、

2012年10月から活躍!

なぜ男性を描いたのか…。

うーん、うーん、うーん、忘れちゃった…。

 

 

いつまでたってもコトーのデッサン力が高まらないが、

完璧でない彼らと彼女たちの登場で、鍼やお灸の難しい話がなごむ。

とーっても感謝している。

 

 

ところで、4月のお灸教室では『お灸』だけでなく、

『経絡ストレッチ』も初めて取り入れた。

楽しかったよー!

テキスト作成中、たくさんのお絵描きをした。

 

 

ここでいきなり問題!

不自然なポーズのためにテキストに載せられなかったのは

AとBのどちら?

 

 

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このポーズをとると、分かると思うけれど…。

右手を左親指と他の4本の指でつかみ、

それを右横から見ると……………………、

Aのようにはどーやってもならない。

正解はA!

テキストのコピーをする前に気づいてよかった…。

 

 

前回のブログで予告した『こだわりのお灸』は

次回書きまーす!

よろしくです!

 

コトーの鍼灸スタイル~こだわりの鍼

新年度に入り、鍼をストックしている棚を整理した。

 

 

acupuncture_needle_001

 

手元にある鍼の中で一番細いのは、0.12mm。

一番太いのは、0.24mm。

鍼の太さは0.02mm単位で番手がある。

肉眼では隣の番手との違いはわからないが、

鍼を打ってみると、ツボに入っていく感覚や

鍼のしなり具合が違う!

 

 

acupuncture_needle_002

 

うっ、写真が見づらくてすみません。

手元にある鍼の中で一番短い鍼は、長さ10mm。

顔のツボに使ったのかな。

一番長いのは75mm。

お尻や太ももなどのツボに使う。

 

 

鍼はツボに刺した後、すぐ抜く方法もあれば、

10~20分ほど置く方法もある。

 

 

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こんなふうに、鍼を置いたツボに台座灸をしたり、

 

 

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こんなふうに、鍼を置いたツボに棒灸をしたり、

 

 

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刺した鍼の取っ手にモグサをのせてお灸をしたり…。

いろーんな手技がある。

 

 

鍼は、鍼灸治療を受ける方のツボ(=体)にスッとなじめるのが一番!

受け手ががまんをすると、体と心にみえないバリアができ、

治療効果が半減する…。

逆に、「あぁ、気持ちがいい」という心の声を聞くと、

治療効果が高まる…。

1つのツボでも個々の症状、体質、心持ちなどで、

鍼の太さと長さと手技を使い分けている。

 

 

とーってもマニアックな世界…。

鍼に興味があるけれど痛そうで怖い!と思っている、そこのあなた!!!

勇気を出して近くの鍼灸院に行ってみよう!

「ためらわずに、もっと早く来ればよかった」

当鍼灸院では、そんな感想を述べられる方もいる…。

 

 

さて、おまけの話。

コトーのブログの書き方は、パララッとひらめいたことを、

頭の中でふくらませ、

専門的なことは鍼灸本などで確認し、

筋道を立ててからルーズリーフに下書きをする。

 

 

最近、下書きをし始めると、その筋道が横道にそれて、

まったく違う内容になることがある。

今日のブログのタイトルは『どうやってステップ・アップする?』だった。

下書きをする前に写真も撮っていた。

書き出しは予定通り。

しかし、数行で話はそれていく…。

左隣の道をずーっと走り続け、いきなり左折しちゃった…という感じ。

修正不可能…。

タイトルを変えた。

 

せっかく撮ったのに使えない写真。

新たに撮る写真。

気まぐれな脳細胞につきあうのは大変だ!

次回は『こだわりのお灸』というタイトルを考えているが、

どうなることか…。

 

コトーの鍼灸スタイル~頭の中のカメラ、稼働中!

コトーは、年をまたいで気になっていることがある。

 

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ブログに何度も登場している胡蝶蘭。

昨年の8月から3か月間、花が1輪咲き続け、

可愛らしかったなぁ~。

毎年花が終わると茎を根元から切っていたが、

昨年は茎をそのままにした。

 

 

花の左隣りに、花にならない小さなつぼみがあり、

この正体を知りたかった!!!

花が終わったら、そのつぼみは膨らみ、種が取れる?!?

ひそかな期待で毎日眺めていると、なっ、なんと!

 

 

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左折しながらにょきにょき伸びて茎となり、

 

 

今では…

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つぼみが3つ!

花が咲きそう!!!

 

 

一番小さなつぼみが、茎の先端の右側にある。

もし花にならなかったら、右折しながらニョキニョキ伸びて、

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こんなになっちゃうのぉ~~~???

 

 

数年後には…、

orchid_2015_01_15_003

こんなになっちゃうのぉ~~~~~~??????

コトーは小さい頃から空想するのが大好きで、

おばちゃんになった今でも変わらないなぁ…。

 

 

鍼灸治療中でも、先のことを想像する。

〇〇ツボに鍼をして、次に△△ツボに…、

その後◇◇ツボに…。

最後には、患者さんは心と体がこんなふうに回復して、

とびきりの笑顔で鍼灸院を後にする…。

そんな未来映像を頭の中で流しながら実践している。

 

 

ヒトの体は平面ではなく、立体。

頭の中のカメラをいろんなアングルから撮ると、

三次元をイメージしやすい。

時間的流れも把握しやすい。

 

 

映像化するのは1回の治療だけでなく、2回目、3回目と、

完治するまでの未来映像も頭の中で映し出す。

ときには、早送りしたり巻き戻して、今の治療がブレていないか、

見極める。

 

 

未来の映像はスイッチ1つで、

実際に行っている治療の映像に切り替わる。

ツボの取り方やお灸の仕方を指導するとき、

頭の中のカメラは、自分の前に置いてから回す。

つまり、患者さん目線にする。

どんな言葉や動作をしたら、患者さんにより伝わるか…。

カメラを回すと、アイデアが浮かびやすい。

 

 

コトーの前職は、理学療法士。

今でもストレッチ方法や、簡単な運動をアドバイスすることがある。

そんなとき、頭の中のカメラは、コトーの後ろに置いてから回す。

自分が非対称な運動をすると、それが相手に伝染する。

そうならないように、頭の中のカメラでチェックしている。

 

わぁーお、今日はとーっても抽象的な話になってしまった。

コトーのつぶやきとして、読み流してください。

胡蝶蘭の今後は、追ってご報告いたします!!!

 

コトーの鍼灸スタイル~信じられる?信じたい!信じる!!

症状によっては、鍼やお灸を開始しても

なかなか好転しないときがあります。

「悪化はしないが、よくなっている感じがしない…」

「このまま変わらない???」

患者さんは、そんな気持ちに押しつぶされそうになります。

 

 

このような経過をおう場合、あるときを境に好転することが多い。

「もう、何度もダメだ…と思った」

ポツリと言う患者さんの言葉が、ずしんとコトーの心に響きます。

 

 

鍼やお灸は、自己治癒力を高めて治す医学です。

どんな状況でも、患者さんが『自分の治る力』を信じ続けることが、

大切です。

コトーは治療経過を丁寧に説明することを心がけています。

 

 

コトー自身は、「もうダメだ…」と思ったことはありません。

症状によっては、西洋医学の検査や治療が必要なときもありますが、

それ以外では鍼灸の治療に限界はないと思っています。

 

 

仕事以外でも、いろんなことが立ちはだかりますが、

根を上げたことはありません。

もうちょっとやってみたら、何か打開策が見えてくるかも…。

まだ自分が気づいていないことがあるのかもしれない…。

自分の可能性を信じ続けます。

 

 

おまけの話。

幼稚園児か小学低学年生だった頃。

1人でショートケーキを食べていたら、

3歳年上の兄が、「つーば、つけた!」と

ショートケーキのクリームに人差し指をぐさり!

その頃、ケーキを食べられるのは、家族の誕生日とクリスマスだけ。

貴重な食べ物でした。

あなたが私の立場だったら、どうしますか?

クリームの部分だけ取り除いて食べますか?

コトーは泣きたい気持ちをこらえつつ、無言で、

ケーキを丸ごと、台所の三角コーナー(=生ごみ入れ)に捨てました。

この頃から弱音を吐く自分を認めなくなかったんですねぇ。

そうとうの負けず嫌い?

まあ、それが、『根を上げない』ことに役立っているかもしれません。

 

 

今年最後のブログも、しょーもない展開になりました。

あんな、こんな、ブログにおつきあいいただき、

本当に、ほんとうに、ホントーに、ありがとうございます。

2015年も皆様にとって素敵な1年になりますように!!!

 

 

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