コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

温度計様さま…

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北風小僧が大暴れですね。
福岡は午前中、暴風雪でした。
外に出ると、身が縮こまります。

今はどんなに寒くても、どんなに暑くても、
室内にいる限りはエアコンの温度調節で完了。

たくさん重ね着をして体の中から温めたり…
薄着になり、汗をかいて体の熱を出したり…
自分の体熱を調節して、環境に適応することが
めっきり減りました。

楽だけれど、季節の急激な変化に対して、
察知する感覚や体の反応が鈍くなっている気がします。

エアコンなどの冷暖房機具を使う時に、
自分の寒暖の感覚だけで調節すると
気づかないうちに体を温めすぎたり、冷やしすぎたり…。
これは客観的な何かがなければ!と7年位前に思い、
湿度計付き温度計を購入。

自分が体熱を調整しながら、快適に過ごせる室温が何度なのか
見極めるのに重宝します。
エアコンなどの温度を設定しやすくなりました。
加湿器の強弱の調整にも、大活躍です。

ただ今、右を向くと、室温20度 湿度30%。へっ、30?
左を向くと、加湿器は水がなくなり、いつの間にか停止中。
わぁ~お、なんてこったい!
水を補給するので、今日はこのへんで…。

明日も寒そうなので風邪など気をつけましょう!

福岡で女性専門の鍼灸院をしています。
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体のしくみあれこれ~きまじめな血液

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東洋医学では『血の巡り』の話がよく出てきます。
全身に血液が渡っているから、
滞ったら内臓にも悪そう…とは、なんとなく思いますよね。

西洋医学からみても、血液はすごいヤツです。
ちょこっと、ご紹介します。

血液の量は、体重の約13分の1。
1ℓの牛乳パック 4~5本分。
弱アルカリ性です。

血液が全身を1周するのにかかる時間は、約1分。

血管には動脈、静脈、毛細血管があり、
全身の血管すべて1本につなげると、約9万㎞。
地球2周分! ワァ~オ!

全身の血管の9割を占める毛細血管の太さは
髪の毛の20分の1。

血液の働きはさまざま。
1.全身の約60兆個の細胞に、血液が酸素も運ぶ。
えらいっ!

2.二酸化炭素、アンモニア、尿酸などの老廃物を回収し、
血管を流れ流れて、肝臓や腎臓、肺へ。
ご苦労サン!

3.胃で分解された食物は栄養素となり、
小腸の毛細血管から吸収され、血液とともに全身へ。
小腸もえらいっ!

4.さまざまなところから分泌されたホルモンを、
血液がそれぞれの使われるべき組織まで運んでいく。
ほほ~う!

5.皮ふに流れる血液の量を自分で増減して、体温を調整。
やるねぇ~

6.ウイルスなどの外敵をやっつける。
たのもしいねぇ~

7.血管内が詰まらないような成分を持っている。
逆に、血管が傷ついた時、出血しないように
血液を固めて血管を修復する成分も持っている。
ぎょぎょっ!

血液は年中フル活動。
やはりドロドロ血よりサラサラ血でいきたいですなぁ~

女性専門の鍼灸院をしています。
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体のしくみあれこれ~猫背

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昨年末、年賀状用の写真を撮ってもらった時、
おののいた。
自分の背中が丸い…。

地球に重力がある限り、
私たちはそれに打ち勝って
姿勢を保ったり体を動かさなければならない。

でも油断すると丸まっちゃう…。
猫背は見た目が悪く、
老けて見えるだけではありません。

猫背や前かがみの姿勢が強いと、
あごを前に突き出してバランスをとるようになり、
首の後ろの筋肉は緊張しっぱなし。

また腕をまっすぐ上まで挙げにくくなります。
ちょっとお試しを。
背中を思いきり丸めてから腕をたかーく挙げてみる。
次に、背中をしゃきっと伸ばしてから
腕をたかーく挙げてみる。
どうですか。違いますか。
猫背が肩関節や肩甲骨の動きを
妨げてしまうことがあるんです。

仕事の合間に背中を曲げたり伸ばしたりひねったり、
腕を回したり…。
油断と戦っています!

福岡で鍼灸院をしています。
慢性疲労で全身カチコチで、
猫背の背中がびくともしない方でも、
鍼灸で全身を調整し
全身の筋肉がリラックスすると、
胸が張れ、深呼吸がしやすくなります。
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ひなたぼっこ と 骨の強化

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今日、日中は小春日和で、
洗濯物に1㎝ほどのカメムシがひっつき、
その下(地面)を黄色の毛虫がひょきひょき歩いていました。
庭のもみじの紅葉もピークです。

原っぱで大の字になって、ひなたぼっこをしたくなりました。
紫外線の影響で日光浴は敬遠されがちですね。
日光を浴びると体内でビタミンDが形成される!という
特典があるのですが。

以前、老人保健施設でリハビリの仕事をしている時のこと。
廊下の向こうから、80代の男性がひょろひょろ歩いてきました。
なんか嫌な予感がし走って近づきましたが、間に合わず、
目の前で音も立てずに横へ転倒されました。
かなりの痛がりよう…
やはり太ももの骨が折れていました。

加齢により骨量が減少し骨折しやすくなりますが、
床に強く打たなくても骨折することに、
驚かされた出来事でした。

骨量が減少し骨がもろくなる骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防は2つ。
『より高い最大骨量の獲得』と『骨量減少の遅延』だそうです。

最大骨量を上昇させるには、骨量が急上昇する思春期の、
適切な運動とカルシウム摂取が重要。

骨量減少を遅延させるためには、
適切な食事や運動などといった生活習慣を心がける。

摂取したカルシウムが効率よく骨に蓄積されるには、ビタミンD、K、Cや
マグネシウム、カリウムなどのミネラル類の補給が必要。

女性は閉経による女性ホルモンの低下により、
骨量も減少するので、より気をつけたいですね。

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気をつけよう!室内の熱中症

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ひどい梅雨が明けたら、思い切り真夏!

エアコンの苦手な私は、仕事以外の時間、

ポタポタ汗があごから落ちるまでは扇風機だけ。

昨年の夏、床から立ち上がる度に一瞬立ちくらみを起こし、

貧血?食生活が悪い?となんとなく思っていました。

「いやっ!まてよ!」とお茶を入れたカップをテーブルに常時置き、

汗がダラダラ出なくてもまめに飲むようにしたら、

ボーッとした感じや立ちくらみがなくなりました。

あぁ、軽い熱中症でした。

 

大量に汗が出ると塩分も失われます。

この時水だけを飲むと血液の塩分濃度が薄まり、

それ以上水が欲しくなくなります。

また塩分濃度が薄まらないよう、水分は尿として排泄します。

結果として体内に必要な水分量を取り込むことができません。

1時間以上の運動や、暑い環境下での長時間の作業時には、

スポーツ飲料や、1ℓの水にテイースプーン半分の食塩(2g)と

角砂糖(1~数個)を溶かしたものを補給しましょう!
私はこの時期、塩飴を常備しています。