コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

夏みかんと???

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明日は母の日ですね。
母の好きな犬の写真付きのカードを送りました。

私は電話より手紙や葉書のほうが好きです。
母は携帯電話を持っていないのでメールという手段はありません。
青空の下、旬の木々や花々が生き生きとしている姿をカメラでパチリ!
小さなトピックス、例えば13年間使っていた洗濯機がとうとう動かなくなり購入した洗濯機をパチリ!
それらの写真を、余った年賀状の裏一面に印刷し、表にちょこちょこっとコメントを書いて母に送っています。
葉書を心待ちにしているようで、少しは親孝行になっているでしょうか。

ところで、夏みかんの隣の果物はザボン?晩白柚(ばんぺいゆ)?
実家からのお土産!と頂きました。
その方のお父様は、苗木だけでなく、食べた果物の種を庭に埋めて育てているらしい…。
なんて素敵な趣味!
育てているお父様自身もこの果物の名前がわからないそうです。

6月20日は父の日ですね。
父に出した手紙は数えられるくらい少ない…。
今年の父の日には何かを!何かを!何かを!う~ん、う~ん、う~ん…。

「ツボ」の名前の由来

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「ツボ」の名前にはすべて理由があります。
古代の解剖・天文・地理の知識や、動物・植物・古代建築物の名前,そして東洋医学の理論,臨床治療経験などから名付けられています。

上の写真に載っているツボを例にご紹介しますと、

下関(げかん)」  「関」は関節の関と同じで、軸を中心に動く意味です。あごの関節の近くにあり、下あごの関節の障害に効くので名付けられました。

天窓(てんそう)」  首にあり、「天」は頭を指し、「窓」は頭部にある眼,鼻,耳,口の7つの穴(あな)のことを指し、この7つの窓の病気を治すので名付けられました。

聴宮(ちょうきゅう)」  耳の前にあり、「宮」は重要な場所の意味で、聴力を回復するので名付けられました。

写真には載っていませんが
魚際(ぎょさい)」  手の親指の付け根にあり、その形が魚の腹に似ていることから名付けられました。

経絡の上にあるツボだけでも360穴あまり。
ツボの名前の由来を知るだけでも、東洋医学は奥が深い!と思います。

箱灸が好評!

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鍼灸の本で箱灸の道具の作り方が紹介されていたので、作ってみました。
まず、五合升とシンク用のステンレス製ゴミ受けと木蓋を購入。
次に五合升の底をカット。これが硬い!(と自分ではやっていません)

五合升の中にゴミ受けを、そしてゴミ受けの中にカットした棒灸(もぐさをステイック状にしたもの)を入れ、火をつけます。
肩甲骨の間と、仙骨部(尾てい骨の上)の2ヶ所にのせると、肩こり・腰痛・背中一面のこりがほぐれます。
木蓋の開け閉めで温かさを調整します。
お灸を皮膚の上に直にのせるわけではないので、熱くはありません。

お灸にもいろいろな方法があります。
日本では「お灸をすえる」とマイナスのイメージもありますが、気持ちのいいものですよ。