特集むくみ ~むくみの鍼灸レシピ
むくみ特集 最終回!
むくみに対しての鍼灸治療をご紹介します。
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むくみの特集第2弾と第3弾で、むくみの原因について、
ズラズラズラ~っと書きましたが、原因って様々…。
ていねいな問診や触診で、原因をつきとめ、
バランスの崩れている経絡(けいらく)を見つけ出します。
むくみを改善するために、その経絡の流れをよくするわけです。
そこで鍼灸登場!
その経絡上にあるツボに鍼や灸で刺激します。
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コテコテの東洋医学の話になります…。
『経絡』は、全身に張りめぐらされた道で、
気(エネルギー)や血を体の上下・内外に運び、
全身を栄養したり…、
五臓六腑とも交流し、臓腑の機能を調節する…、
と考えられています。
『五臓』っていうのは、肝・心・脾・肺・腎。
『六腑』は、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(さんしょう)。
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水分代謝に大きく係わっている臓腑は、
脾・三焦(実際にはない臓器です)・肺・腎。
ということは、この臓腑をつかさどっている経絡、
そして、その経絡の上にのっているツボたちも
むくみの鍼灸治療にとっても大事!
(う~、説明するのが難しい…)
(わかっていただけるかなぁ…)
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私は、リハビリの仕事をしていた20代の頃、
さんざん腰を痛め、鍼灸院に通っていました。
「私の内くるぶしはどこ?」っていうぐらい、
ヒザから下のむくみもひどかった!
鍼灸院の先生に、もぐさのひねり方を教えてもらい、
毎日、『足三里 あしさんり』と『三陰交 さんいんこう』というツボに
お灸をしていました。
今はちょこっと内くるぶしがあります。
ありゃ~、絵が傾いてすみません。
おっ、今度はまっすぐ!
この2ヶ所にお灸をすると、足の血行がよくなり、
足の疲れもとれますよ。
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長々と続いたむくみ特集。
最後まで読んでいただきありがとうございます!