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写真館で証明写真を撮ったことがありますか。
自分では真っすぐな姿勢を保っているつもりでも、

カメラマンに「あごを引いて」「頭を少し右の傾けて」

「左肩を少し下げて」など直され、言われるままの姿勢を保ち、

「はぁ~い、結構です」と声を掛けられた途端に、

どっと疲れ元の姿勢に戻る…。

そんな経験をされたことはありませんか?

 
『鏡を見なくても自分の体を左右・前後に対して中央に保てる』ことは、

ボデイ・イメージの一つですが、実は難しい…。

 

座っている時は、常に片方の足を組む,常に片肘をつく,

常に机に寄りかかる,常に背もたれにもたれかかる。
立っている時は、常に片方の脚にたくさん体重を乗せる。
仕事では、座り通し,立ち通し,反復動作が多い。
などなど、ワンパターンな姿勢や動作が徐々に

ボデイ・イメージを悪くさせることがあります。
そして慢性的な筋肉の凝りや痛みが生じることもあります。

 

鍼灸に来られた方の座り姿勢や立ち姿勢を修正すると、

「えぇっ!変な感じ!」と感想を述べられます。

 

筋肉の凝りや痛みなどの症状が生活習慣と関係している場合は、

日々のどんなワンパターンなクセからきているのか、

患者様と共に探り出し、

無理なくワンパターンを解消できる方法を共に考えたり、

アドバイスさせていただいています。