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17,8年程前、母の実家で祖母,母,母の姉妹と団欒していた時のこと。

どんな話の展開でそうなったかは忘れましたが、
祖母,母,私と、片足だけ並べて、くるぶしから足先まで見比べました。
全身を見ると祖母はヒョロヒョロにやせ、母と私はそれなりにもっちり。
しかし、くるぶしも土踏まずも足指も一番がっしりしているのは祖母。
2位は母。
私は2人と比べものにならないくらい、貧弱!

今はバス・電車・車・飛行機・船…、
歩き続けなくてもどこへでも行くことができる。
掃除機・洗濯機・冷蔵庫・電灯・電話機・エアコン・ガスコンロ・湯沸かし器…、
電気・ガス製品が家事や日常を助けてくれる。
私が一番貧弱な骨格なのは当たり前ですね。

祖母は苦しい時代のことは何も語りませんでしたが、
その足を見て、重みのある人生を知りました。

お盆に入り、ふと亡き祖母のことを思い出しました。
あの頃よりは体を鍛えるようになり、少しは祖母の足に近づいているかな…。