お盆休みに福岡市博物館で開催しているアンコールワット展を見てきました。
菩薩像などを横・後ろからもじっくり見ることができ、
とても興味深かったです。
ところで、
私は20年間理学療法士として運動障害のある方々の運動療法をしてきたので、
カフェやレストランで外をぼーっと眺めていても
『人間ウォッチング=姿勢分析+動作分析』
それは博物館・美術館の仏像や絵画もしかり。
頭・腕・胴体・脚のバランスや向き,左右のバランスなどなど
まじまじと観察します。
菩薩様は肩幅に比べてウエストがかなり細く、後姿は逆二等辺三角形だなぁ…
この仁王様、下腿三頭筋がすごく盛り上がっているなぁ…
その手の角度、不自然じゃない?関節はずれてない?
などと好き勝手にチェックしています。
アンコールワットの仏像の顔の表情は、平和を深く願っているように感じます。
作製された頃の時代背景・文化や製作者の想いなどがどう反映しているのか…
穏やかに微笑んでいる仏像を見ながら、
私の心だけが、
今の、そしてアンコールワット王朝時代のカンボジアへとワープします。