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太宰府天満宮近くにある九州国立博物館で
『ゴッホ展』を観てきました。

日本にペリーが来た年に生まれ、
27歳で画家を志し、独学で勉強。
有名な画家の絵を描き写した作品が
たくさん展示されていました。
荒々しいデッサンではあるけれど、
その絵に込められたものを描き出そうとする
気持ちは伝わってきます。

10年後にピストル自殺をするまでに
描いた油絵やデッサンは約1800点!
単純に計算しても2日に1点の作品を
描き上げていたことになりますよね。
すごいっ!

有名な『ひまわり』や『耳に包帯をした自画像』など
独特の画法にいたるまで相当な努力をしてきたでしょうね。

生前に売れた作品は1点。
献身的にサポートしてきた、画商の弟は半年後に死亡。
ほとんど無名のまま亡くなったゴッホのために、
弟の妻と友人の画家エミール・ベルナールが
ゴッホの展覧会などをして、
徐々に評価されるようになったそうですね。

絵画に限らず芸術はその年代に知られなかったり、
受け入られなかったり、
伝統工芸では需要がなくなったり、
伝承者がいなくてすたれていったり…。
厳しい世界ですね。

鍼灸も知名度が低いうえに、痛い!熱い!という
マイナス・イメージ(先入観)が強く、厳しい世界です。
鍼灸が人の体と心を無理なく治せることを伝えていくとともに、
気軽に安心して鍼灸を受けていただき、
女性の皆さまの体と心の健康の力になりたいと思います。

女性専門鍼灸院をしています。
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これから行こうかなぁと思っている方へ…
平日というのに、
太宰府天満宮の初詣帰りの人もいたせいか、
混んでいました。
午後3時頃がピークだったような…。
数珠なりにゆっくり進んでいく感じ。
しかし、売店の人は今日はすいていると言っていました。
チケットはコンビニで購入してから行きました。
会期が2月13日(日)までと短いので、
休日は常に混むかもしれませんね。
事前にチケットは購入したほうがいいかも。
弟などに宛てた手紙に、今取り組んでいる作品を
簡単にデッサンしていたりするので、
1回目は近くでじっくり見て、
混んだ中をバックして、
2回目はダイナミックな作品を遠くから見直しました。