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昨夜、とあるセミナーに参加するため、
仕事を終え、ダッシュでタクシーに…。

ドライバーは目的地がよくわからないみたい。
信号待ちに、セミナー案内のちらしを渡すと、
眼鏡を上にあげて地図を覗き込む。

が!老眼で細かい字が見えない。
それでも、「住所からすると、この地図はおかしい!」と連呼。

目的地に近づくと、地図では右。
ドライバーは「左だ!」と言い切り、
左周辺を旋回運転。
「さきほど、メーターは倒したから気にしなくていい!」と
張り切って探している。

こうしている間にもセミナーは終わりに近づいている。
こんなときに限って、ナビのないタクシーなんだなぁ~。

しびれをきらし、
「郵便局で止めて欲しい。そこから自分で探す」
と言った。

すると、前に停まっているタクシーを指差し、
「料金はいらないから、前のタクシーに乗り換えてくれ」と言う。
えっ、それって、あり?

とにかく時間がもったいないので、前のタクシーに乗り込むと、
ナビで住所入力。
ちらしの地図どおり、目的地は『右』に行ってすぐ。

事情を知ったドライバーは
「料金はいらないよっ」と言ってくれた。
「ありがとう!」と思わず握手をして、タクシーの外へダッシュ!

会場に入ると「それでは、まとめに入らせて…」という講師の声。
結局、その後の懇親会だけ参加したような。
講師の方、セミナー主催の方々、失礼しました。

自宅に帰り、地図を見ると、とても単純な地理。
最初のドライバーは後で地図を見ただろうか。
老眼鏡は持っているのだろうか。

福岡に『サンセルコ』というビルがある。
私はどうしても『サンマルコ』と言ってしまう。
一旦、脳に刷り込まれた単語をなかなか修正できない…。

齢とともに、硬くなる脳ミソ。
私も思い込みに気をつけようっと思った出来事でした。

福岡で女性専門鍼灸院をしています。
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