たたみ１２０畳の大きさ！
北斎４５歳の時の作品。
福岡市博物館で開催している『生誕２５０年 大北斎展』に
行って来ました。
初期（２０代）から晩年（８０代）までの７０年間。
版画、版本、肉筆、あわせて約３００点！
かなりのボリュームです。
「へぇ～、こういう画風もあったんだぁ…」と驚きの連続。
そして、１点１点じっくりと見終える度に、
感嘆のため息…。
素人の私でも、絵のタッチが洗練されていくのが、
手に取るようにわかります。
８０代になっても、好奇心と向上心を持ち続け、
絵に情熱を傾けているのも、ひしひし伝わってきます。
私は鍼灸師になる前、リハビリの仕事を長くしていたせいか、
人物の姿勢・動作分析がクセ？になっています。
北斎の絵が、私の体にすうっと入ってきやすいのは、
一人ひとりの登場人物の胴体・頭・腕・脚・目線のバランスが
素晴らしいからだ！と気づきました。
特に、後姿。
顔の表情がわからないのに、描かれたポーズだけで、
その人物の心情が伝わってくる！
常に人を観察し、頭と紙に模写し続けたのだろうなぁ～。
勝手に想像して、感心しています。
私は、日々の生活にバタバタと追われがちだけれど、
仕事においても、プライベイトにおいても、
いくつになっても高みを目指そう！！
心底、そう思いました。
帰りに舞鶴公園に寄りました。
素人カメラマン・コトーの、桜の風景をどうぞ…
城には、やはり桜ですなぁ…
なにが大変って、
風でピントが～ずれるぅ～
上のピンクの桜。
こ～んな大木です。
展望台からの眺め。
花見をしている人々。
焼肉のいい匂い…。
上ばかり見ていたので、
首が、こってしまった…。
このアングル、
なんか北斎っぽくない？
ないよねぇ…。
写真まで見ていただき、
ありがとうございました。
福岡で女性専門鍼灸院をしています。
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