ここ何日も、睡眠中に左のふくらはぎがつって、目が覚める。
回を重ねる度に激化している…。
足の親指を手前に引っ張るといいというが、
爆睡中の出来事で、
右足の踵で左のふくらはぎを思いきり押すのが関の山。
すぐ寝入ってしまう。
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『こむら返り』とは、正確には『腓腹筋 ひふくきん のけいれん』のこと。
久しぶりに下手な手描き図の登場!
(けっこう本人は気に入っている)
グロテスクですみません。 右足の膝から下の後姿。
これが腓腹筋。
左右2本の細長い筋肉で、爪先立ちになるときに使う。
下のほうは腱となり、踵の骨にくっついている。
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これはヒラメ筋。
魚のひらめのように、平べったい筋肉。
働きは、腓腹筋と一緒。 腓腹筋の奥に潜んでいる…。
下のほうは腱になり、腓腹筋の腱と合流。
この図では、腓腹筋はちょん切っています。
ごめんなさい…。
薄べったい筋肉なのに、硬くなることあり!
あなどれないヤツです。
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さてさて、この、こむら返りの原因は
おそらく…、筋肉疲労と、冷房による筋肉の冷え。
内側の腓腹筋が毎回けいれんしていたので、カチカチ。
めちゃくちゃ硬くなっているところと、反応のあるツボに、
自分で自分に鍼灸治療!
選んだ方法は、灸頭鍼(きゅうとうしん)。
こんなふうに、鍼の先にお灸をのせます。
強い筋肉の痛みや、強い冷えなどに効きます。
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当日の夜から、こむら返りとはご縁がありません。
ただ、筋肉が硬くなりやすいので、
足首をぐるぐる回して筋肉を動かしたり、
ストレッチングをしたり、
軽く鍼をして予防しています。
『医者の不養生』ならぬ、『鍼灸師の不養生』の話でした。
ハハハーッ!