真面目なブログが続き、ちょっとブレイクしたくなりました。
4年前にフラッシュ・バーック!
*
*
鍼灸と中国語の勉強で中国に留学していたときの、
寮の自室の一角。
棚が足りなくて、日本からの郵送に使ったダンボールが棚代わり。
現地の料理は、味が濃く、辛かったので、自炊していた。
炊飯器や皿・カップなどなど最低限必要なものを購入。
そうそう、
電磁気を購入したら、鍋とフライパンがおまけで付いていた!
ラッキー!
*
留学生寮の1階には炊事場があり、
利用者だけがガス代を支払っていた。
隣の部屋には、大型冷蔵庫が5台あり、
自由に使ってよかった。
1年経って、冷蔵庫の中身の盗難騒ぎがあり、
私も買ったばかりの6個セットのヨーグルトを盗まれたっ!
その時は冬だったので、自室のベランダにダンボールを置き、
その中に冷蔵庫の食材を入れていた。
ラッキーと思っていたが、その冬は50年ぶりの大寒波で、
次第に食材は凍っていった…。
*
野菜は市場へ買いに行った。
量り売りで、巨大なウリほどあるかぼちゃも
2分の1や、4分の1にカットしてくれるので、ありがたかった。
豚肉はベニヤ板の上に、カットしたものが無造作に置かれ、
お客さんは指でむにゅむにゅ肉を押していた。
肉の新鮮さを確かめていたのだろうか。
市場の奥から、にわとりの鳴き声が聞こえていて、
「あそこでさばくんだ…」と思うと、
どうしてもそのエリアには近づけなかった。
結局、外資系大型スーパーの、
ガラスの向こうに陳列している肉を買っていた。
ここは食材が豊富で、パンに塗るタイプのチーズをみつけたときには驚いた!
商品をまじまじ見ていると、隣の50代ぐらいの中国人男性に肘鉄され、
「これは何なんだ!?」と聞かれたこともあったなぁ~。
*
現地で油・醤油・コショウ・塩などの調味料を購入し、
炒め物や煮物を作ったが、どうやっても妙な味…。
中国人の友人の手料理は、おいしい中華料理だったのに…。
結局、油は輸入物のオリーブ・オイルを買い、
醤油やコショウなどは日本から送ってもらった。
*
自室のある5階から1階の炊事場へ階段で、
炊飯器や鍋、フライパンなどの道具と食材を持っていくのは一苦労。
そのうち、自室で野菜や肉をカットして、
鍋やフライパンに入れてから、炊事場へ行くようになった。
*
日本人の留学生は多いときでも、たった6人。
みんな、積極的に中国人大学生たちと交流し、
日本人同士でつるむことはほとんどなく、
私は毎日1人で料理を作っていた。
ベトナムからの留学生たちは一緒にいることが多く、
毎日のように夕飯を作っているグループもいた。
男子学生も料理が上手で、
作りたての生春巻きや揚げ春巻きなどを、
私はしょっちゅうつまみ食い、いえいえ、試食していた。
あの味が懐かしいなぁ…。