寒くなってきましたねぇ~。

仕事場では暖房器具を使い始め、

加湿器をフル活動させても、湿度計の針は30で止まったまま。

晴天の日、仕事の合間に窓を開けて部屋の換気をしたら、

湿度は15%に下がってしまった!

皮膚がかさつくはずです。

ということで?

今日は『皮膚』について調べてみました。

ヒトの体をおおっている皮膚って、広げてみるとどれくらいだと思いますか。

大人で約1.6㎡。

その総重量は体重の約16%。

ヒトの皮膚は、『表皮』と『真皮』の2層で構成されています。

細かく見ると…

『表皮』は、『角質層』 『表皮細胞』 『基底層』の3構造。

『角質層』は皮膚の一番外側にあり、厚さ約0.02㎜。

角質細胞が20層くらい積み重なっている!

水分の含有量30%。

『表皮細胞』は角質層のすぐ下にあり、表皮の大部分を占めている。

水分の含有量約60%。

『基底層』は表皮の一番下にあり、新しい表皮細胞を産生したり、

メラノサイトが紫外線に反応してメラニンという色素を作り出す。

(シミのもとになる、メラニン色素ですねぇ~)

『真皮』は『表皮』の下にあり、約70%がコラーゲン!

コラーゲンという線維が網の目のように張り巡らされることで、

真皮に弾力が生まれるそうです。

肌に適した湿度は70~80%だそうですが、

そうすると窓ガラスの結露がすごそう…。

さて、

皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)は

新しい細胞が表皮の一番下にある『基底層』で産生されるところから始まります。

その細胞が上へ上へと押し上げられ、

最後は表面の『角質層』から、あかとしてはがれ落ちます。

ターンオーバーの周期は約28日。

このターンオーバーが順調であれば、

基底層で作られたメラニンも上へ押し上げられ排出され、

シミとお付き合いすることも少ないのですが…。

表皮の下にある『真皮』のターンオーバーの周期はなんと2~6年!

わぁ~お!

コラーゲンが生まれ変わるのはゆっくり!

さてさて、

夏になると、顔のシミを作らないように、

UVクリームや日傘など紫外線対策は周到ですよね。

表皮の『基底層』で紫外線によるメラニンを作り過ぎない!

という点では大事ですね。

それでは、

『ターンオーバー』が遅すぎて、いつまでもメラニンが皮膚から排出されない!

という点についての対策はどうでしょう。

『ターンオーバー』つまり『新陳代謝』をサポートするキーワードは、

『睡眠』 『血行』 『栄養』 『女性ホルモン』だそうです。

あれれ?

皮膚の話がいつの間にか美容の話に…。

洗顔後、すーぐ保湿ケアをしないと、肌がカピカピになってしまう私。

それなのに、夜は眠気のほうが勝ち、

化粧水と美容液をパスして、美容クリームだけですます日がしょっちゅう。

こんなずぼらな私が美容の話を語るのは恥ずかしく、

ここらへんでオヒラキとさせていただきます。

次回は東洋医学からみた『皮膚』について書いてみようと思います。

よろしくお願いしまーす!