これはお灸に使うモグサ。

何から出来ているかご存知ですか?

原料はヨモギ。

ヨモギは菊科で、葉の裏に白い産毛のようなものが密集しています。

ヨモギの葉を乾燥させ、ふるいにかけて

白い産毛だけを取り出したのがモグサ。

採ってきた葉の5%くらいがモグサの原料になるそうです。

実はとーっても貴重なんですね。

 

 

昔ながらのお灸といえば、『点灸 てんきゅう』。

 

 

モグサを少し手のひらにのせ、

 

 

軽く両手でこすり合わせると、

 

 

円柱状のモグサの出来上がり!

 

 

左手の親指と人差し指でひねって、

 

 

さきっちょに出てきたモグサを

右手でつまみ、

 

 

ツボに置きます。

右側で光っているのは1円玉。

ひねったモグサは米粒の半分ぐらいの大きさ。

 

 

学生の時に使った練習台の上で、

お灸専用のやや太めの線香を使い、モグサの先端に点火!

 

 

『灸点紙 きゅうてんし』というシールをツボの上に貼ると、

お灸の跡が残りません。

 

 

この点灸の写真を撮っていたら、思い出したことがあります。

体の横(側面?脇?)の部位にモグサをのせるのは難しい!

体の横の皮膚にも、ささっとお灸ができるようになりたい!

 

 

学生時代、台所からボウルを持ってきて、練習したなぁ~。

懐かしい…。

まだご紹介したいお灸の方法があります!

次回もお灸の話を書きま~す。 よろしくで~す!