冷えの特集も第4弾!

今日は、ちょっと服装を気をつけるだけで冷えを取る方法をご紹介します。

1.首をガード

風池(ふうち)というツボ。

首の後ろ、髪の生え際あたりで、2本の太い筋肉の外側に、左右対称にあります。

このツボは風の通り道。

風邪(ふうじゃ)(風の邪気 じゃき)も入りやすい!

夏は、襟ぐりのあいた服を着ることも多いですね。

ギンギンに冷えた室内に長い間いる時は

、スカーフなどでエアコンの冷風から首をガード!

 

2.体の中心を温める

おなかや背中、お尻が冷えると、その中にある胃や腸も冷えて、

それらの機能が低下して、エネルギー不足による冷えが起こりやすくなります。

手でおなかやお尻に触れてみて、ひんやりした感じがする時、

冷房のきいた部屋では、カーディガンやひざ掛けなどで冷気をシャットアウト!

真冬におなかやお尻が冷えきっている時は、

下腹部とお尻に、下着の上からカイロを貼るのもおすすめです。

 

3.足元をしっかり温める

足は心臓から一番遠い場所にあるので、血の巡りが滞りやすいところです。

エアコンの冷気は、床面近くにたまりたすいので、ダブルパンチ!

内くるぶしの上にある、三陰交(さんいんこう)というツボ。

血の巡りにかかわるツボです。

夏は、女性の場合、常時素足という方も多いと思いますが、

足首がひんやりとした感じがする時は、

靴下やひざ掛けなどでガードしたいですね。

 

4.体を締めつけるきつい下着や靴は避ける

ガードルなどのきつい下着は体を締めつけるので、血の巡りが滞り、

体を冷やすことがあります。

また、ハイヒールをはくと、足の指の動きが制限され、

つま先の血の巡りを滞らせます。

仕事柄、ハイヒールをはく必要があるときは、

通勤時にロウヒールのゆったりした靴をはいて、

足の指を自由にしてあげたいですね。

 

5.汗をかいたままにしない

汗をかいたまま冷房のきいた部屋にいると、

いつの間にか体全体がひんやりしていませんか。

すぐ汗をぬぐい、ぬれた下着を着替えられたらベスト!

仕事中だったらそうはいきませんね。

私は以前、リハビリの仕事をしていましたが、

患者さんと運動療法をしている時は、冷房のきいた部屋でも汗をかいていました。

『汗をかく→冷房の冷気で冷える』を1日に何回も繰り返していました。

何か対策はないかなぁ~と思っていたところ、

目に留まったのがキチンペーパー。

肌と下着の間にキッチンペーパーを入れておきます。

『キッチンペーパーが汗を吸い取る→体の熱でキッチンペーパーが乾く』を繰り返し、

肌がひんやりすることがなくなりました。

紙は保温効果もあり、寒い時に肌と下着の間に

キッチンペーパー(ないときはティッシュペーパーでもOK)を入れておくと温かいですよ。

 

今日は、服装で冷えを取る方法をご紹介しました。

福岡っておしゃれな女子が多いと思います。

「今日は、襟ぐりのあいた薄地のミニ・ワンピースを着て、

素足のピンヒール!」なんて日もあるでしょう。

(私じゃ、ありません)

(ピンヒールは持っていません)

(もちろんミニ・ワンピースも…)

冷え取り方法をパーフェクトに目指すのではなく、

『うっかり冷やしたら、その夜はゆったり浴槽に入ってしっかり温める』など、

「あっ、まずい!」と気づいたら、すぐに対処できたらいいなぁ…と思います。

こんな、いい加減さが、冷え取り方法を長続きさせ、長く続けば習慣になります。

 

次回は、冷え取り方法の食事編、生活習慣編、運動編、鍼灸編と続きます。

よろしくです!

皆さんはお盆休みに入っているのでしょうか。

帰省中? 行楽地? 避暑地?

山や海や車などの事故にはくれぐれもお気をつけ下さい!

次回も元気にこの画面で会いましょう!!!