この半月間、冷えの症状・原因・冷え取り方法 (服装編)
(食事編)とご紹介してきました。
どんな症状でも何かしら原因があり、
それは何気ない生活習慣の積み重ねによることも多いです。
冷えや低体温もしかり。
たくさんある冷えの原因の中から、
自分の冷えや低体温に直結している原因(=生活習慣)をピックアップし、
無理のない範囲で、その生活習慣を変えていけたらいいですね。
今日は、生活習慣での冷え取り方法をご紹介します。
1.よく眠り、規則正しい生活を
食べたものを効率よくエネルギーとして体内に取り込むためには、
起きているときの疲れを就寝中にしっかり回復させ、
規則正しい生活を送ることがポイント!
体内のエネルギーが内臓を働かせ、新陳代謝を高め、
体温を維持する働きもしてくれるわけですが、
規則正しい生活ってなかなか難しいですね。
2.入浴は湯船につかる
忙しくて時間がないっ! 暑いっ!と、
ついついシャワーだけですませがち…。
長時間ギンギンに冷えた部屋にいて、
手で触れるとおなかもお尻も足もひんやり…っていうときは、
湯船につかって全身をぬくめてあげたいですね。
全身に行き渡っている血液が温まるので、効率がいいです。
3.ストレスをためない
ストレスや心配事が続くと、エネルギーの流れをコントロールする機能が乱れ、
エネルギーが滞ります。
この状態をそのままにしておくと、さらにストレスに弱くなり、
体が緊張して血液循環も悪くなり、冷えてしまうことも。
ストレスをため込まないために、好きな音楽を聴く…、
好きな映画を見る…、友人たちとおしゃべりをする…など
自分が好きなことをする時間、
喜怒哀楽の『喜こぶぅ~』と『楽し~い』を感じる時間を持てたらいいですね。
4.エアコンの使い方に注意
ヒトの体は、外気の温度が変化しても、体温を一定に保つ機能や、
温かさを保つ機能が、もともと備わっています。
ところが、エアコンのきいた室内ばかりにいたり、
夜通しエアコンをつけて過ごすと、
この、もともと備わっている機能が衰えてしまい、
冷えや低体温をまねくこともあります。
夏の冷房も、冬の暖房も、使いすぎは禁物です。
かといって、使わなすぎもNG!
日中は家族が出払い、自分だけが家にいて、
電気代がもったいないから…と、
日中の冷暖房器具の使用をセーブする主婦は多いような気がします。
しかし、この猛暑の中、エアコンを使わないと、
室内で脱水症や熱中症になりかねません。
寒い冬には、ますます冷えが進みます。
何でもほどほどが大事ですよね。
5.タバコを控える
タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。
そのため、タバコを吸うと、全身の血流が悪くなり、体が冷えます。
喫煙はできるだけ控えられたらいいですね。
長年の生活習慣ってなかなか変えられないものです。
変えられそうなことから、少しずつチャレンジするのがコツです!
次回はこの特集の最終回になるか?!?!
冷え取り方法の運動編と鍼灸編をご紹介します。
前回のブログに載せた写真、ハスの花の、どアップ!
チーズスフレに、小さな黄色のチョコレートがたくさんのせてあるみたいで
おいしそう…。