福岡は、シャツ1枚でいいくらい暖かい日もあれば、

冬のコートでないと寒い日もあり、

天気がコロコロ変わります。

皆さんの住む街はいかがですか?

 

季節の変わり目は、片頭痛が起きやすくなります。

今回は、『頭痛』をテーマに、『その1』では

頭痛のタイプ毎の痛み方・原因・頭痛を起こす要因について、

『その2』では頭痛の鍼灸治療について、ご紹介してきました。

最終回の『その3』では、頭痛を予防する日常の工夫について

書いてみまーす!

 

 

 

1.片頭痛

『その1』でご紹介したように、片頭痛はセロトニンという

脳内物質が血管内に異常に増えたり減ったりすることにより、

脳の血管が拡張し…、

その結果、脳血管の周りにある、三叉神経(さんさしんけい)が

圧迫され…、

こめかみあたりがズキンズキン!と痛みます。

 

片頭痛持ちの方は、脳のセンサーが敏感です。

体の内外から受ける強い刺激が引き金となって

頭痛が起きます。

従って、日常気をつけることも多くなります。

 

まめな天気予報チェーック!

急激な気温や気圧の変化が痛みの引き金になるので、

外出前には天気予報をチェックし、天候次第では

無理のない予定を立てましょう。

 

まぶしい光に注意!

室内が真っ白な壁紙で、白系の家具などを多く

置いていると、まぶしさが倍増するので、気をつけましょう。

暗い部屋でテレビを見るのもNG。

ギラギラの太陽光線は、帽子、サングラス、日傘などで

シャットアウトしましょう。

 

強いにおいに注意!

香りの強い芳香剤や消臭剤は室内に置かないほうがいいかも…。

 

大きな音に注意!

カラオケボックスやコンサートなど大音量の中に入るのは、

ちょっときついかも…。

 

季節の変わり目には、特に生活リズムを崩さない!

季節の変わり目は、頭痛が起きやすいので、

体調を整えておきたいですね。

 

ストレスをため込まない!

大きなストレスから解放されたときに、

脳の血管が緩んで、痛みが起こりやすいので、

ご注意を!

 

 

どんな刺激が引き金となって片頭痛が起こるのか…。

自分の片頭痛の特徴を知ることが大事ですね。

そして、できるだけ、その誘因を避けることがコツです。

また、痛み出したら、ひどくなる前に薬を飲むこと。

こめかみを冷やすと血管が収縮して、痛みがやわらぎます。

 

おっとー、

片頭痛の話だけで、こんなに長くなってしまった!

最終回と言いつつ、『緊張型頭痛』と

『片頭痛と緊張型頭痛との混合型』については、

次回に持ち越しでーす!

よろしくーっ!