福岡は、シャツ1枚でいいくらい暖かい日もあれば、
冬のコートでないと寒い日もあり、
天気がコロコロ変わります。
皆さんの住む街はいかがですか?
季節の変わり目は、片頭痛が起きやすくなります。
今回は、『頭痛』をテーマに、『その1』では
頭痛のタイプ毎の痛み方・原因・頭痛を起こす要因について、
『その2』では頭痛の鍼灸治療について、ご紹介してきました。
最終回の『その3』では、頭痛を予防する日常の工夫について
書いてみまーす!
1.片頭痛
『その1』でご紹介したように、片頭痛はセロトニンという
脳内物質が血管内に異常に増えたり減ったりすることにより、
脳の血管が拡張し…、
その結果、脳血管の周りにある、三叉神経(さんさしんけい)が
圧迫され…、
こめかみあたりがズキンズキン!と痛みます。
片頭痛持ちの方は、脳のセンサーが敏感です。
体の内外から受ける強い刺激が引き金となって
頭痛が起きます。
従って、日常気をつけることも多くなります。
◆まめな天気予報チェーック!
急激な気温や気圧の変化が痛みの引き金になるので、
外出前には天気予報をチェックし、天候次第では
無理のない予定を立てましょう。
◆まぶしい光に注意!
室内が真っ白な壁紙で、白系の家具などを多く
置いていると、まぶしさが倍増するので、気をつけましょう。
暗い部屋でテレビを見るのもNG。
ギラギラの太陽光線は、帽子、サングラス、日傘などで
シャットアウトしましょう。
◆強いにおいに注意!
香りの強い芳香剤や消臭剤は室内に置かないほうがいいかも…。
◆大きな音に注意!
カラオケボックスやコンサートなど大音量の中に入るのは、
ちょっときついかも…。
◆季節の変わり目には、特に生活リズムを崩さない!
季節の変わり目は、頭痛が起きやすいので、
体調を整えておきたいですね。
◆ストレスをため込まない!
大きなストレスから解放されたときに、
脳の血管が緩んで、痛みが起こりやすいので、
ご注意を!
どんな刺激が引き金となって片頭痛が起こるのか…。
自分の片頭痛の特徴を知ることが大事ですね。
そして、できるだけ、その誘因を避けることがコツです。
また、痛み出したら、ひどくなる前に薬を飲むこと。
こめかみを冷やすと血管が収縮して、痛みがやわらぎます。
おっとー、
片頭痛の話だけで、こんなに長くなってしまった!
最終回と言いつつ、『緊張型頭痛』と
『片頭痛と緊張型頭痛との混合型』については、
次回に持ち越しでーす!
よろしくーっ!