1月も中旬に入ると、空気が冷たいですね。
皆さん、風邪など引いていませんか?
忘れもしない、2008年1月。
鍼灸修行のため中国に留学していました。
50年ぶりの大寒波で、最高気温0度、最低気温-3度!
寮の部屋では、エアコンの吹き出し口の下から離れられない!!!
部屋の中でもダウンジャケットを着ていました。
帰国後、すっかり寒がりになっていました。
今年は寒さを感じず、冷え体質が改善した??と思いきや、
そーじゃないみたい。
手で触れると、足指はききーんと冷たい…。
体を動かすと、筋肉は熱を発生し、血の巡りが促され、
体は温かくなります。
私は立ち仕事で、動き回ることはなく、
下半身は温まりにくい!
ありゃりゃぁ~、下半身の冷えに気づかなくなっている~~~。
さぁて、皆さんも冷え冷え度をチェーック!
温かい部屋で、自分のお尻・足首・足指を触ってみて下さい。
冷たいですか?
触らなくても冷たさを感じますか?
下半身、特におなかやお尻がいつも冷たい場合、
その奥にある、膀胱、子宮、卵巣などの内臓も冷えて、
機能が低下しがち…、と東洋医学では考えます。
生理痛、生理不順、不妊症などの婦人病は、
冷えも原因の1つです。
ツボモデル子ちゃん3名、登場!
赤いラインは経絡で、経絡の上にツボがのっています。
左側が『足闕陰肝臓経 あし・けついん・かんけい』、
中央が『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』、
右側が『足太陰脾経 あし・たいん・ひけい』という
経絡です。
これらの経絡は、右と左と2本ずつあります。
どの経絡も血の巡りに関係しています。
経絡は陰と陽に分けられ、この3本は陰の経絡です。
3本が交わるところにあるのが、『三陰交』とういうツボ。
内くるぶしの上にあります。
このツボに鍼やお灸をすると、血の巡りが促され、
冷えも改善します。
鍼で冷えを治す?と、疑問に思う方が多いはず…。
鍼刺激でも血の巡りは促され、ぽっぽっと体が
温かくなってきます。
冷えの部位や原因によって選ぶツボが異なります。
ながーく冷えと友だちの方には、自分でお灸をすることも
お勧めします。
じんわりじんわり、冷え体質が改善します。
おまけの話。
1年ぶりに、みっちゃんが遊びに来て、
絵を描いてくれました。
子どもたちの成長は、絵を見てもわかりますね。
街でちらっと見かけたペットショップ。
犬や猫をシャンプーする絵だそうです。
この春、小学校に入学する子供とは思えないデッサン力!
『ぺっとしょっぷ』という字のちっちゃな『っ』や『ょ』が、
どこに入るのかわかっているんだね。
「すっごーい!みっちゃん!」
思わず大声で叫びました。
みっちゃんは、恥らいながら満面の笑み!!!
子どもたちは、たくさんの可能性を秘めていますね。
子どもたちに、いろいろな『体験をする』機会を作り、
『できない…』悔しさや、『できたっ!』喜び、
『ほめられたっ!』うれしさなど、様々な感情や
経験を積み重ねてあげたいですね。
私は、へこたれそうになった時
「イヤッ、まだまだやれるはず…」と
自分の可能性を信じられます。
それは小さい頃からのたくさんの経験が
心の糧となって、住み着いているから…。