皆さんは、『眠り』で困ったことがありますか?
眠ろうとしても、なかなか寝付けない…。
ちょっとした物音や頻尿で夜中に何度も目が覚める…。
朝方目が覚めて、その後眠れない…。
『眠りたくても眠れない』のは、とてもつらいことです。
『眠れない』って、どういうことでしょうか。
調べてみると、大きく2つありました。
1つは、体内時計が乱れて、眠れない…。
ヒトの体には『体内時計』があり、脳がコントロールしています。
24~25時間周期で変化します。
一定の時刻が来ると眠くなり、一定の時間眠ると目覚めるのは、
その『体内時計』のおかげ!
ついつい夜更かしや朝寝坊をすると、このリズムが乱れ、
眠くなる時刻がずれて、今までの時刻には寝付けなくなります。
2つ目は、脳が緊張して、眠れない…。
いろいろ考え込むと、脳が緊張し続け、
頭が冴えきって、眠れなくなります。
また、寝る直前まで仕事など作業に熱中すると、
やはり頭が冴えて眠れなくなります。
『いい眠り』につくには、
自分の体内時計に沿った生活をし、
寝る直前には脳の緊張をほぐすことが大切ですね。
当鍼灸院では、ツボに鍼をした後に、お灸をすることが多いですが、
お灸をし始めるころには、ほとんどの方が眠っています。
そして、治療が終わり、声を掛けると、
「すっきりしたぁー」
「よく寝たぁ~」と言いながら、起きてきます。
鍼とお灸は、血流を促し、体と心をリラックスさせます。
不眠症の方は、このリラックス感を体感することが
とても大事だと思います。
自分でするお灸もおすすめです。
自分でツボにお灸をして、
このリラックス感を再現できるようになると、
『いい眠り』を自分でも呼び起こせます。
当院では6月10日(火)と15日(日)に
『不眠』をテーマにお灸教室を開催します。
『眠り』でお困りの方は、ぜひご参加ください。
詳しくは、ホームページ・お灸教室のページをご覧ください。
おまけの話。
仕事場の小さな庭のあじさい。
今年はたくさん花がつきました。
日差しが強いとおじぎをして、きつそう…。
でも日陰になると、しゃっきーん!と元に戻ります。
あじさいって、強いですね。