30代の頃、よく聴いていた女性ボーカルの
BJÖRK(ビョーク)(写真左)と、
SHERYL CROW(シェリル・クロウ)(写真右)。
2人とも、たしか自分と同い年!
同じ環境や社会で育ってきたわけではないけれど、
同世代ならではの『共鳴する何か』があるのかな…。
2人ののびやかな歌声を聴きながら、
そんなことを漠然と思っていた。
数年前に出会った、これらのエッセイ集。
著者は、松浦弥太郎氏。
『暮らしの手帳』の編集長と自分を比べるのはおこがましいが、
考えていることがとーても似ている。
自分が経験したことをいかに咀しゃくして、
いかに自分の糧とし、自分をより高めていくか…。
そんなスタンスが似ているのかもしれない。
松浦氏とも同い年!
彼がエッセイの中で、3つの宝物として挙げている本がある。
その中の1つが自分と同じだったので、びっくり!
高村光太郎詩集。
私が高村氏を知ったのは中学生の頃。
国語の教科書に、高村氏の『レモン哀歌』という詩が載っていた。
選び抜かれた語彙が集まると、
短い文章である『詩』であっても、
情景がリアルに思い浮かび、思いも伝わるんだなぁ…。
ところで、皆さん! 秋の夜長に聴きたい音楽は何?
私は虫の音をバックコーラスに、
アコースティック・ギターの音色を楽しんでいる…。
手元には3枚のCDしかない。
虫の音を引き立てる楽曲を求めてCDショップへ…。
久しぶりで、目移りしちゃう!
あーっ! ニューアルバムが出たんだ!!
さっそく購入したのが、こちら。
MANNISH BOYS(マニッシュ・ボーイズ)の
『Mu! Mu! Mu! MANNISH BOYS!!!』(写真左)。
MANNISH BOYS は、斉藤和義氏と中村達也氏のユニット・バンド。
斉藤氏は、自分より1歳下。
中村氏は、同い年。
斉藤氏のギターと中村氏のドラムが冴えわたり、まじりあい、
サイコー!
ボーカルなしの曲が2曲入っていた。
『言葉』がなくても『思い』は響く…。
あっ!
このアルバムはバリバリのロック!
虫の音は、あっけなくかき消された…。