2016_12_18_001

普段使用の遠近両用眼鏡と、手作業など手元だけをみる眼鏡。

今年に入って2つの眼鏡を使い分けている。

 

 

eyeball

眼球の正面断面図。

近くや遠くに焦点を合わせるのは、水晶体。

水晶体の周りに毛様体小帯(もうようたいしょうたい)があり、

毛様体小帯の周りに毛様体筋がある。

毛様体筋を収縮させたり弛緩させて、

水晶体の厚みを変え、

近くや遠くにピントを合わせている。

 

 

老眼になると水晶体の弾力性が落ち、

焦点が合いにくくなる。

コトーは、普段使用の眼鏡では手元のちーっこい文字がぼやけ、

眼鏡を外したほうが読めるようになった。

すっかり老眼の仲間入り…。

 

 

では、スマホやパソコンなど手元を長く見ると、目はどうなるか…。

長時間近くのものを見ていると、

毛様体筋の筋疲労が生じ、

焦点を合わせるまでに時間がかかり、

目がぼやけたり、充血したり、痛みが生じる。

また、目の症状だけでなく、

首こりや肩こり、頭痛などの症状を伴うこともある。

 

 

eyaball_muscles_yk_001

右目を外側から見た図。

顔を動かさなくても、眼球だけをいろーんな方向へ動かせるのは、

たーくさんの筋肉が眼球にくっつき、働くから。

目の疲れをとるには、毛様体筋だけでなく、

これらの筋肉のコリをとることも大切。

 

 

 

asp_face_model_001

目の周りにツボはいっぱい!

お灸はできないので、極細・極短の鍼をちょこんと置いて、

こわばった筋肉をほぐす。

手や足にも目の疲れをとるツボがあり、

そこにも鍼やお灸!

 

 

もちろん、目の疲れに伴う首こりや肩こり、頭痛などの不調も

鍼やお灸でとることも大切。

くっきりと見えるようになる…。

 

 

「顔に鍼はちょっと怖い」という方は、顔のツボ押しがおすすめ!

顔だけでなく、頭皮や耳のマッサージをしたら気持ちがいいよ!

 

 

来年2017年1月24日(火)に、

『疲れ目からくるさまざまな不調…お灸とツボ押しでセルフケア』と題した、

お灸講座があります。

詳しくは『お知らせページ』や主催の西日本リビング新聞社のホームページ、

http://home.livingfk.com 『リビング福岡』 をご覧ください。

 

 

手や腕のツボへのお灸、

顔や首・肩のツボ押し、

頭皮と耳のツボ・マッサージ、

日常生活の中で簡単にできる疲れ目の対処方法…と、

内容が盛り沢山!

ぜひご参加ください。

来年もお灸伝導師コトーは飛び回るよ~!!!