耳の中にツボがいっぱい!
コトーは耳ツボで治療はしないが、耳って大事なんだな…。
耳の周りにもツボがいーっぱい!
耳の前にあるツボ、『耳門 じもん』や『聴宮 ちょうきゅう』や
『聴会 ちょうえ』は、突発性難聴の治療には欠かせない。
短くて細い鍼をちょこんとツボに刺す。
東洋医学独特の考え方だが、耳は『腎』がつかさどっている。
長期に渡る疲労や加齢などが原因で、腎の働きが落ち、
耳のトラブルが生じることもある。
そんなときは、腎の働きを活性化させ、耳の症状を緩和させる。
赤いラインは『足少陰腎経 あし・しょういん・じんけい』という経絡。
腎にもつながり、この上には27個のツボがのっている。
反応があるツボを鍼やお灸で刺激し、
とどこおった経絡の流れを改善させ、
腎にしっかりエネルギーを送る!
それが耳のトラブルを緩和させる。
これは東洋医学の見方。
「耳が調子悪いから、腎臓も悪い」とは、結びつけないで!
突発性難聴の方は、首や肩、背中、頭皮のコリも激しく、
頭への血流もとどこおっていることが多い。
鍼やお灸でそれらのコリをほぐし、
頭や耳への血流を改善することも大事!
疲労が蓄積している方が多く、
休息をとることも、とーっても大事!
耳は症状が出たら、すぐ治療を開始するのが原則。
日にちが経つほど治りにくい…。
「あれっ、プールの中で音を聞いている感じ。聞こえにくい…」
そんなふうに、おかしいな?と思ったら、すぐ耳鼻科に行こう!
専門医に診てもらいながら、鍼灸治療をするほうがいいと思う。
さぁて、おまけの話。
皆さんは普段、耳は髪で隠れている? 隠れてない?
コトーはベリーベリーショートなので、1年中耳が見えている。
木枯らしが吹くと、耳がチョー寒い。
そんなときに重宝しているのがこれ。
げっ、アップに撮りすぎた。
耳までおおってくれる帽子。
かぶると髪がぺちゃんこになるけれど、大雪だってへっちゃらだい!
左右の紐の先にポンポン(=毛糸玉)がついている。
歩くときに大きく揺れる。
コトーは三半規管が弱いのか、乗り物酔いがしやすい。
絶え間なく揺れるポンポンが視界に入っていると、
気分が悪くなる…。