洋服、靴、バック、眼鏡など身につける物や髪型は、
今の自分を表現するアイテムだと思う。
当鍼灸院のユニホーム。
シャツのすそに、別布でスカートを自分でつけた。
8年ぐらい着ている。
気に入っていたのに、最近なーんかしっくりこない。
いつの間にか中年になり、容姿が変化しているから????
う~~~ん…。
ぴったりフィットするが、布地が柔らかく、
窮屈感がないTシャツを見つけた。
ただ、えりぐりがやたらと深い。
このTシャツをリフォームするとしたら、
どうやってえりぐりの深さを解消する?
どうする?
一般的には、両そでを一旦取り外し、左右の肩先を縫い、
両そでを取り付ける。
でも、この方法でリフォームすると、そでぐりも(緑)狭くなり、
脇の下が窮屈になる…。
リフォーム屋さんは上図のように、斜めに縫い込んで、
えりぐりを狭くした。
でも、えりぐりはまだ深い。
う~んう~ん、どうする?
コトーは別布をえりぐりに縫い付け、えりぐりを狭くしてみた。
赤ちゃんの前掛けみたいに見えるかな…。
試着してみたら、それなりにしっくりくる。
もう1つ気になっていたのは、丈がやたらと長いこと。
リフォーム屋さんにすそをカットしてもらい、
せっかくだから、えりぐりに付けた布を使って縁取りもしてもらった。
そのほうが、見た目が引き締まるかなぁ~と思って。
仕上がったTシャツを試着したら、
おなかとお尻にすそがくいこんじゃう!
細身Tシャツだから、自分の腰の周径よりも、
すその周径のほうが短いんだなあ…。
どうする?
すその両脇に切り込みを入れて、解消する?
リフォーム屋さんに電話した。
「この子(生地)は伸縮性に富んでいるから、
生地を引っ張りながら縁取りをしたら大丈夫!」
はぁー!
そんな手があるのかぁ~~~。
イメージとしては、こんな感じかな。
実物がこれ。
えりぐりは自作。
すそはリフォーム屋さん作。
えりぐりとすそに縫い付ける布地を変えるだけで、
Tシャツのイメージもがらりと変わる。
おもしろいっ!
そんなこんなで新ユニホーム、完成!
洋裁と無縁の方にはさっぱりわからない内容だったかも…。
興味があることはついつい熱く語っちゃうんだなぁ。
小さい頃、左官屋や大工の仕事と作業着に憧れていたせいか、
こんな恰好がやたらと落ち着く。
鍼やお灸よりも、大工道具の入った木箱を肩に担いだ方が
様になる?
自分でもそう思う…。
ぶはっはっはっはー!