この世に誕生してから、私たちは口から飲食物を取り込み、
臓器で消化し、分解された栄養分を吸収する。
これが、生命活動に必要なエネルギー源となる。
取り込んだ飲食物を最初に消化するのは『胃』。
飲食の不摂生や精神的ストレスで、胃もたれや胃痛、食欲不振など
胃の不調を感じたことがある方は多いのでは…。
そんな胃のトラブルに鍼とお灸はどう?
鍼灸で用いるツボの多くは、経絡の上にのっている。
経絡は全身に張り巡らされた通路で、
エネルギーと栄養を全身に送っている。
経絡は表面だけでなく、内臓にもつながっている。
赤いラインは『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』という経絡。
胃にもつながっている。
胃のトラブルが生じたときには、この経絡の流れが悪くなる。
経絡上のツボに鍼やお灸をして、経絡の流れを改善し、
胃にもしっかりエネルギーと栄養を送り、
胃の症状も改善させる。
赤いラインは『足太陰脾経 あし・たいん・ひけい』という経絡。
この経絡は『足陽明胃経』の相棒。
2本の経絡はお互い影響しあっている。
胃のトラブルを治すときに、『足太陰脾経』上のツボもよく使う。
赤いラインは『任脈 にんみゃく』という経絡。
胃の調子が悪いと、この経絡の『みぞおち』から『おへそ』にかけて
ピーンと張ることが多い。
この経絡上のツボにも、ちょこんと鍼やお灸をする。
鍼灸は症状を治すだけでなく、
未病(みびょう)(=病気の一歩手前)にもアプローチできる。
胃が痛むわけではなく食欲もあるけれど、
胃が重い…。
なーんか気になるときにも、鍼や灸はおすすめ!!!
鍼灸は養生(=健康維持)にも活躍してくれる。
飲食の不摂生や精神的なストレスだけでなく、
疲れがたまると、すぐ胃にくる…。
体質的に胃が弱い方は、胃のトラブルがないときでも、
『胃の調子を整える』ツボに自分でお灸をし続けると、
ちょっとやそっとのことでは、胃のトラブルが起きにくくなる。
胃の不調で悩んでいる方は、鍼灸院の門をたたいてほしいなぁ…と思う。
さて、おまけの話。
コトーは最近『しょうが紅茶』にはまっている。
紅茶がもう少しでなくなるので、スーパーに買いに出かけた。
そこはオーガニックの商品が多く、価格が割高!
紅茶だけ買うつもりだった。
がっ!
創業祭!
たくさんの商品がセールになっている!
こんなに買っちゃった!
紅茶、ポン酢、ソース、油、ピクルスの瓶詰、ホイル・トマトの缶詰、
小麦粉、ココア、肉!肉!肉!
袋を2つにして両手で持っても重い!
そうだっ!
目の前でついていたお餅も買ったんだ!
レシートを持って抽選場に行くと、
前に並んでいる人も、その前に並んでいる人もはずれ。
なかなか当たらないのかな…。
「コトーはくじ運がいいほうじゃない。
欲を出したら当たらない。
無心……無心……」
唱えながら抽選箱に手を突っ込み、
1枚の紙をえいっ!
おおおー、当たったぁ~!
有機玄米! 2㎏かな…。
うれしいけれど、荷物がもっと重くなる。
昨日も重い物を長時間持ち歩き、
すでに腕は筋肉痛…。
どちらもかなり重くて持ち替えても仕方ないけれど、
何度も両手の荷物を持ち替えながら、やっとウチにたどり着き、
つきたてのヨモギ餅にかぶりついた。
おいしぃ~~~!