コトー Blog & Vlog

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。ちょこっと、動画も始めました…。

2023年『天領日田おひなまつり』を見とれて鑑賞・続編!

大分県日田市豆田町にある『天領(てんりょう)日田資料館』で、『おきあげ雛展』開催中。

 

『おきあげ』とは、羽子板などに貼り付けた、布製の半立体的な日本人形のこと。ガラス越しに撮影し、非常灯がしっかり映ってしまった。すみません…。

浮世絵や歌舞伎などの芝居絵が題材。どんなふうに作るかと言うと…。

まず、下絵を描いて、体の部位や持っている小道具などのパーツごとに、厚紙に写す。次に、各パーツの上に綿をのせ、着物の端切れなどの布でくるむ。そして、土台にそれらのパーツを貼り合わせる。

江戸時代(1603~1868年)後期、宮中の女官の間で、おきあげ作りが始まった。それが、江戸城の大奥の女中にも広まった。やがて、武家の女性の内職となり、参勤交代の江戸土産として、各地に広まった。

おきあげは、羽子板に貼り付けるようになる。そして、おきあげに竹串を取り付け、ワラや畳のヘリに挿して飾る『竹串おきあげびな』も作られるようになる。それから、『掛け軸おきあげびな』へと発展し、庶民にも浸透していった。

 

見つめ合って?にらみ合って?

 

ひょろろん!飛ぶでござる!

 

ポポーン![鼓(つづみ)を打ち鳴らす音]、飛んでる~!

 

重いが飛ぶぜっ!

 

こっちも重いが飛ぶぜっ!

 

しっ!隠れて!

 

ひょっひょっと

 

なんだかなぁ…。

 

ふぅ………。

勝手にセリフを付けちゃった。太古の日本にワープした気分で、紙芝居が出来そうだなぁ~。

個性豊かな雛人形たちに出会える、『2023年 天領日田おひなまつり』は、3月31日(金曜日)まで開催。

福岡県福岡市にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。

2023年『天領日田おひなまつり』見とれて鑑賞!

大分県日田市豆田町で開催中の『天領日田 おひなまつり』に行ってきた。ひな人形ミュージアム『ひな御殿』には数多くの雛人形(ひなにんぎょう)が飾られていた。

 

木目込み人形で作られた、雛段飾り。最上段が、親王(しんのう)であるお殿様とお姫様。4段目が、三人官女(さんにんかんじょ)。官女とは、宮中の仕える女性。3段目が、五人囃子(ごにんばやし)。楽団で、貴族の師弟に当たる。2段目が、随身(ずいしん)。お殿様と一緒に行動し、護衛する。1段目が仕丁(してい)。親王家の雑用に従事する。

ひな祭り近くなると、母が飾ってくれたのは、ガラスケースに入った木目込み人形の雛人形。メンバーは、五人囃子までだったかな…。

雛人形の歴史は古い。平安時代(794~1119年)、貴族の子女の間で、『ひいな遊び』が流行った。紙や布で作った人形と、御殿や身の回りの道具のおもちゃで遊ぶ。1000年以上前から、ままごと遊びがあったんだねぇ…。ひいな遊びが発展して、ひな祭りへ。

 

この『立ち雛 たちびな』が雛人形の元祖と言われている。なぜ、ひな祭りは3月3日なのか?

古代中国には、『節句 せっく』という年中行事があった。季節の変わり目に、無病息災・豊作・子孫繁栄などを願って、お供え物をしたり、邪気払いを行った。

奈良時代(710~794年)、日本に伝わった。平安時代中期には、日本においても『上巳の節句 じょうしのせっく』が執り行われていた。3月初めの巳の日、紙で作った人形(ひとがた)に自分の災厄を託して、海や川に流す。これが『流しびな』の元祖。

江戸時代(1603~1868年)になると幕府は、数ある節句の中の5つを、武家の公的な式日(祝日)と制定した。1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(しちせき)、9月9日の重陽(ちょうよう)。

長い年月を経て、『上巳の節句』と『ひいな遊び』、『子供の守り人形を飾る習慣』が結びつき、『ひな祭り』になったらしい。

江戸時代中期から、3月3日に雛人形を飾る『ひな祭り』が定着した。京・江戸・大阪を中心に、『ひな市』が立つようになり、『立ちびな』から『座りびな』へと変わっていった。

 

有職(ゆうそく)びな。ひな祭りは当初、宮中の祭りだった。有職びなは、本物の公家の装束を再現化した特注品。江戸時代中期以降、上層階級に大人気だった。

やがて、ひな祭りは宮中から武家・庶民へ、大都市から地方へ広がっていった。

 

享保(きょうほ)びな。江戸時代の享保年間(1716~1735年)に京都で誕生。女びなは豪華な冠(かんむり)。男びなの冠も金。公家装束から離れた豪華な装束。

 

こちらも享保びな。男びなに比べて…。

 

女びなの袖が長く広い。重そうだねぇ…。袖に描かれた唐獅子(からじし)や鳳凰(ほうおう)は女びなを守るとされた。

 

 

 

古今(こきん)びな。江戸後期の安永年間(1772~1781年)の頃、江戸で誕生。それまで、雛人形と言えば京都製であった。江戸で作られた雛人形は、面長の顔に、はっきりとした目鼻立ち。新型登場で、江戸では大人気となった。

そこで、古今びなを京阪地方でも作るようになる。京阪型の古今びなは、卵型の面長で、引き目・鉤鼻(かぎばな)の柔らかい顔立ち。写真の古今びなは、柔らかい顔立ちだから、京阪型かなぁ…。

江戸型と京阪型では装束の色合いも異なる。地方によって、好みが違うんだなぁ…。

 

古今びなの段飾り、集大成。圧倒されるぅ~!

 

ありゃぁ、斜めに撮っちゃった。御殿びな。

 

江戸を中心に『段飾り』が人気になる一方、上方(かみがた)では『御殿びな』がヒット!

江戸時代、九州の交通の要所とされた大分県日田市。天領(江戸幕府直轄の領地)でもあり、日田市には全国から大名や商人が集まっていた。それらの人々を相手に商いをしていた地元の豪商が、京都や大阪などで買い求めた雛人形が、今でも、日田に数多く残っている。

ひな祭りについて調べていたら深みにはまり、次回のブログは、この続きだよ~ん。福岡県福岡市にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。

2023年極寒!筥崎宮の冬ぼたん祭りをキンキーン鑑賞!

長い寒波が過ぎ去り、風は冷たいが、福岡は快晴。筥崎宮で開催中の『冬ぼたん祭り』に行ってきた。

冬ぼたんは、初夏に咲くぼたんと種類が違うと思い込んでいた。調べてみると…。春に、若いつぼみを摘み取って、花が咲く時期を遅らせ、真冬になってから花が咲くらしい。ほほーっ!

 

 

冬ぼたんは、初夏のものに比べて花が小さいということだったが…、

 

 

う~ん、直径20㎝はありそうだなぁ~。

 

 

 

冬ぼたんは、根元の土に藁(わら)を敷き、藁苞(わらづと)で花全体をおおう。藁を束ねて物を包んだものを、『藁苞 わらづと』というらしい。ほほーっ!

 

 

おーっ、藁苞(わらづと)がいっぱい!

 

 

寒波が長かったせいか、つぼみが多い。

 

 

おいしそう!

 

 

黄色のぼたんは、少ない気がする。これから咲くのかなぁ。

 

 

あららら~。藁苞(わらづと)から顔を出してる!日当たりがいいからね。日光浴!

 

 

紅梅だ。

 

 

ちょこーっと咲いてる。おっ!

 

 

春の七草。芹(せり)。薺(なずな)。御形(ごぎょう)。繁縷(はこべら)。仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)。蘿蔔(すずしろ)。すべて竹かごに入ってたよー。それにしても、漢字が難しい…。

 

 

沈丁花。

 

 

芽吹いてきたよ~。三寒四温を繰り返しながら、春がやってくる!

福岡県福岡市にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。

2022佐賀インターナショナル・バルーンフェスタをテクテク眺望!

始発電車に乗り、午前7時半には、バルーンさが駅に到着!会場の河川敷をテクテクテクテク。バルーン競技のバルーンは、飛んで行ったみたい…。

おっ!

 

バルーン競技に参加するバルーンかな?

 

浮いた!

 

近づいてくる!

 

頭上を越えていったよ~~~~!行ってらっしゃーい!

 

青空に映えるねぇ。

 

空気をたくさん飲みこんで、何かが立ち上がった!何だろう…。

 

あっ、横を向いた!う~ん、まだ何か分からない…。

 

あははははー、ヤクルトマンだったのねぇ~。

 

様々な形のバルーンが立ち上がった。

 

みんな揃って立ち、お行儀がいい。

 

おっ!

 

無人の、小さなバルーンが浮き上がった!

 

無人の、小さなタコが、大きいタコに近づいてきた。

 

ツー・ショット!

えっ?写真を撮ってくれるんですか?スタッフの方に声を掛けられた。きちんと撮れるか分からないから3枚ぐらい撮りますって、親切だなぁ…。

 

 

 

だからって、3パターンのポーズをとるのは、私ぐらいかな?!?観客を入れてのバルーンフェスタは3年ぶり。晴天の上に、風もなく、バルーンに近寄ることもできた。11月6日(日曜日)まで開催だよ~ん。

福岡県福岡市にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。次回は、特集ブログに戻ります。 

2022年博多祇園山笠~『追い山笠ならし』を見入る!

7月1日から始まる博多祇園山笠。博多の地区が7つの『流 ながれ』に区切られ、流ごとに『舁き山笠 かきやま』が1本ずつ立つ。

こちらは、大黒流。

 

 

こちらは、中州流。

最終日の7月15日には、『追い山笠』がある。櫛田神社に7本の舁き山笠が結集し、市内の道路、約5㎞のコースを、時間をずらして舁き走り、所要時間を競う。

3日前の12日には、『追い山笠ならし』がある。『追い山笠』の予行で、7本の舁き山笠が舁き走る。追い山笠と同じ道だが、約1㎞ほどコースは短い。今年は仕事の定休日と重なり、見てきたよ~~~~~。

 

 

山笠では福岡市内に13本の飾り山笠も立つ。ここ、川端商店街にも2本の飾り山笠が立つ。そのうちの1本は舁き走る。こちらは後ろ。『見送り』という。前は『表』といい、

 

 

かっこいーい!

 

 

おっ!先ほど紹介した中州流の舁き山笠が、先に櫛田神社へ舁き走る!

 

 

上川端通の山笠も櫛田神社へ行くよー!

 

 

左折するよー!

 

 

おーっ、アーケードの屋根のぎりぎりの高さ!

さあっ!コトーは『追い山笠ならし』のコースに移動するよ。

 

 

来たぁー、恵比須流!

 

 

土居流!

左下にちらっと映っているのは、水の入ったポリバケツ。流ごとに道の端に置いている。

 

 

東流!

 

 

西流!

道の端に置かれたポリバケツの水を舁き手(=かつぐ人)と道路に撒く。道を濡らし、舁き山笠が滑りやすくしていると思った。舁き山笠は神輿のように担ぎ上げるのではなく、少し持ち上げながら前方へ押し、中央にある棒を滑らしているみたい。

 

 

千代流!

舁き走っている時に、舁き手は入れ替わる。

 

 

『追い山笠ならし』といっても、気合が入っている!コロナの影響で3年ぶりだからなぁ…。

 

 

おっ、東流が『追い山笠ならし』を終えて、ホコラ(名称が分かりません…)に帰ってきた。お帰り!こんなにたくさんの舁き手がいたんだ。13日が『集団山笠見せ』。15日の『追い山笠』まで、あと少し!!!!

福岡県福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。