コトー・ブログ

東洋医学のこと、鍼灸治療のこと、パーソナルトレーニングのこと、日々の暮らしのこと…。カテゴリー別に書き連ねています…。

特集:筋肉のコリと痛みの話⑥~筋肉のコリと痛みの鍼灸治療・その2

お久しぶりです。前回は、筋肉のコリと痛みの鍼灸アプローチをどう考えるか、個人的な考えを述べました。今回は、具体的なアプローチを書きます。

当鍼灸院には、首コリ・肩コリ・背中コリ・腰痛の治療に来られる方が多い。コリや痛む部位を押してもへこまないほど、筋肉のこわばりが強い方ばかり。そんな方におすすめなのが灸頭鍼(きゅうとうしん)。

 

ツボに置いた鍼の上にモグサを差し込み、鍼をしながらお灸もする。鍼の刺激とお灸の輻射熱で血流を促し、こわばった筋肉をほぐし、コリや痛みを和らげる。鍼先にモグサをつけるので、細い鍼ではたわむ。鍼の太さが若干太くなり、鍼が入った瞬間、チクッと痛みを感じる。鍼が入った後は動かさない限り、鍼が入っている感覚はない。

コトーが扱っている鍼とお灸の中で、筋肉のコリや痛みを一番早く改善する。鍼灸が初めての方にもこのような説明をし、了解を得られれば、灸頭鍼をする。ほとんどの方がこの手技を受けられるなぁ…。コリや痛みが局所であれば、1回の施術で体の変化を実感しやすい。灸頭鍼をした直後はコリや痛みが改善するけれど、数日もすると元に戻る方には、円皮鍼(えんぴしん)や皮内鍼(ひないしん)がおすすめ。

 

 

当院で使っている円皮鍼。直径1㎝ほどのシールの中央に、長さ0.6㎜の鍼がプラスチックで固定されている。灸頭鍼をした後、こわばりがぶり返しやすい筋肉の上に、円皮鍼を貼る。鍼が短いので違和感はない。貼り続けることにより、筋肉の柔軟性を維持する。痛くて動かせなかった筋肉も動かせるようになり、更に筋肉がほぐれる。

コリや痛みがぶり返しやすい時は、最低でも週に1回のペースで治療を受けていただく。貼っておいた円皮鍼を外し、灸頭鍼をする。筋肉がほぐれてくると、鍼が入る瞬間の痛みも和らぐ。筋肉の柔軟性と、コリや痛みの程度をみて、再度円皮鍼をするか検討する。

 

スマホでこのブログを見ている方はこの小さな鍼が見えるかなぁ…。当院で使っている皮内鍼(ひないしん)の鍼の長さは5㎜。ピンセットで鍼をつまみ、ツボの1~2㎜下を、皮膚と水平に2~3㎜刺す。

 

ピンセットでつまんだ部分はリング状で、鍼全体が皮膚に入ることはない。

 

 

 

医療用のテープで鍼を固定する。鍼の長さは円皮鍼よりも若干長いが、皮膚と水平に刺しているので違和感はない。貼り続けることにより、筋肉をほぐし、コリや痛みを和らげる。個人的には、円皮鍼よりも皮内鍼のほうがパワーは強い気がする。筋肉のこわばりが強くない場合には、お灸だけでもOK!

 

棒灸。固めたモグサを和紙で包み、タバコ状にしたお灸。皮膚から数㎝離して温めるので熱くない。棒灸は動かせるから、広範囲のコリや痛みに対応できる。他には、点灸(てんきゅう)もおすすめ。

 

灸点紙(きゅうてんし)というシールを貼ってから、

 

指で捻ったモグサ(米粒大)をのせ、線香で火をつける。

 

燃え終わる瞬間、チクッと熱さを感じ、ツボの中の中まで刺激が伝わる感じ。1つのツボに6回ほど繰り返す。皮膚の上に灸点紙というシールがあるから、お灸の跡は皮膚に残らない。

筋肉のこわばりが強い場合は、鍼治療も加えてほしい。鍼が短くて細いほど刺激が少ない。短く細い鍼でも10~20分間置くと筋肉をほぐすよ!

前回のブログで述べたように、『筋肉のコリや痛みの原因となっている生活習慣』を見直すことが治療の第一歩!次回は、筋肉のコリや痛みに対しての日常生活の工夫を紹介するよぉ~。今日は12月31日。次回は来年になっちゃうなぁ…。

皆さんはこの1年どのように過ごされたでしょうか?コトーは仕事も生活も一変!この状況下で自分に何ができるか。今までやってきたことを生かし、ステップアップできることって何?『やるべきこと』ではなく、『やりたいこと』でないと、面白くないし長続きしない。じーっと自分の内面を見つめ、模索し、少しずつ実行に移している。来年、コトーの新たな面をお見せするよ。「変わってないじゃーん」と言われたら、笑い飛ばすよぉ~~~!

福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニングの≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。来年もよろしくお願いいたします!!!

特集:筋肉のコリと痛みの話⑤~筋肉のコリと痛みの鍼灸治療・その1

特集を組んでおきながら間隔が空きすぎて、何を書いたか忘れてしまった。読み返し要約を書こうとしたが、限りなく長くなりそうでやめた。よかったら読み返してください。

さぁ、今回は筋肉のコリと痛みを鍼灸でどう治すかって話。コリや痛みがある筋肉は硬くなり、血流も滞っている。鍼もお灸も滞った血流を促し、こわばった筋肉を緩め、コリや痛みを改善する。

治療に取り組む前に、コトーは考える。このコリや痛みはどんなふうに出現したのかな…。「数日前から腰に違和感があり、今朝起きたら激しい痛みでしばらく動けなかった。」ということは、腰に違和感を感じる前から、じわじわと知らず知らず腰の筋肉が硬くなったかもしれない。「今まで調子が良かったのに、急に腰が痛くなって」と言うので、腰の筋肉に触れてみる。この硬さは、つい最近できたものではないなぁ…。痛くないから調子がいいと思っていただけで、かなり前から腰の筋肉は硬かったはず。年季の入ったコリや筋肉は周囲の筋肉にも影響を与える。

これは背中の筋肉の1つ、『最長筋 さいちょうきん』。頭蓋骨から背骨と肋骨を下り、骨盤の中央に付く。長い期間、腰が痛かったり痛みが強い時は、腰の部分だけでなく、首から骨盤まで背筋一面がガチガチに硬くなることが多い。痛みを感じる部位だけが気になり、他の部位は気づきにくい。そうなると、腰だけでなく背筋を首から骨盤まで、丁寧に鍼やお灸で緩めることが必要となる。

「最初は右膝が痛かったけど、今は左膝が痛い。右膝は痛くない。」ということは、右膝の痛みが出現しないように左脚でかばったいたから、左膝が疲労して、今度は左膝が痛くなったのかもしれない。痛みが強ければ強いほど、痛みが出現しにくい動かし方や姿勢を無意識にとる。普段はしない動かし方や姿勢を長く続けると体に歪みが生じ、他の筋肉も疲労し痛くなる。その痛みが強ければ強いほど、痛みが出現しにくい動作や動かし方や姿勢を無意識にとる。普段はしない動かし方や姿勢を長く続けていると………と、ドツボにはまる。「痛む部位が変わる、移る」と表現される方がいるが、上記のことが原因でそう感じるのかなぁ。

膝だけでなく肩の痛みもこのような状況になりやすい。そんなときは、まず気になる痛い筋肉を鍼灸治療でほぐし、痛みを和らげる。すると、新たな部位のコリや痛みを感じる。そこにも鍼灸治療を行い、痛みを和らげる。すると……と突き詰めていく。まるで、玉ねぎを1枚1枚むくように、浮上してくる硬い筋肉をほぐす。最後に、玉ねぎの芯に該当する硬い筋肉が痛みの出発点なのかもしれない。

「今、痛む部位」と「原因となる部位」が異なるかもしれない…ということを念頭に、患者さんの動作や関節可動域、筋肉の状態を評価し、コリや痛みの筋道の仮説を立て、1つ1つの筋肉に鍼灸治療をする。コリや痛みがすぐぶり返さないためには、このようなアプローチが大切だと思う。

地道に治療を続けても、なかなか好転しない時がある。そんなときは鍼灸治療というプラスの要素よりも、コリや痛みを引き起こすマイナスの要素が大きいことが考えられる。マイナスの要素としては、大きく3つ。

1つ目は、生活習慣。仕事や家事、育児、介護、孫育てなどで、ワンパターンな動作や姿勢を強いられ、特定の筋肉に常に負荷がかかっている。また、運動不足で筋肉が衰え、疲労しやすく、筋肉のコリや痛みが出現しやすくなっている。実は、治療以前に、マイナスの要素(=コリや痛みのきっかけとなっていること)を断つ、あるいは変えることが大切。しかし、多くの方がそれを断てない変えられない環境にある。ならば、プラスの要素を増やすしかない。鍼灸治療の頻度を増やす。ストレッチングや運動など、他のプラスの要素を加える。そんなふうに、患者さんとアイデアを出し合い、無理なくやれることから実行してもらう。

2つ目は、筋肉のコリと痛みのバックグラウンドに何かが潜んでいる。この特集で取り上げたように、痛みの原因はたくさんある。内臓の病気による腰痛もあるし、骨の病気による腰痛もある。また、東洋医学では、目の前にある症状だけでなく、体質の崩れも重要視する。筋肉のコリと痛みに大きくかかわるのが冷え。全身に冷えが慢性化している場合、まずはその治療が必要になる。

3つ目は、鍼灸治療の手技や手法(刺激の程度など)が患者さんに合っていない。コリや痛みの状況に合わせて鍼やお灸の手技を選ぶ。しかし、「この鍼は痛そう」「このお灸は熱そう」「本当にこの鍼やお灸で治るのかなぁ」などと、患者さんの体や心がそれを受け入れなければ好転しない。初めての患者さんには、当院で使っている鍼やお灸の手技をすべて説明する。そして、患者さんに合う手技を提案し、患者さんがやってみたいと思う手技を行う。また、実際に治療を進めていく中で、患者さんが腑に落ちないならば、柔軟に手法を替える。「この鍼やお灸が気持ちがいい」「なんか効きそうな気がする」という気持ちを引き出すように、コトーは心掛けている。

おおおー、なんでコトーのブログは長くなるのかなぁ~。今回は脱線していないよねぇ?次回はどんな手法があるのか紹介するよぉ~。

 

玄関の靴箱の上にクリスマス・グッズを置いた。クリスマスに何もしないけれど、グッズを飾るとほわわわ~んと温かい気持ちになる。福岡市南区にある、女性専門鍼灸院&パーソナルトレーニング≪レディース鍼灸ことうプラス≫の女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。またねぇ~。

特集:レディース鍼灸ことう+:鍼灸と経絡と臓器とツボの話

東洋医学では、経絡[けいらく]という通路が全身に張り巡っていると考えている。

体の中央にある経絡以外は、左右対称にある。

その上にツボがのっている。

 

 

経絡の中を通っているのは、[気]と[血 けつ]。

 

 

気は人体を構成する物質の1つ。

消耗、停滞、補充といった変化がある。

また、上昇、下降、発散、収納といった駆動力を持っている。

 

 

血[けつ]は水以外の栄養物質のこと。

血は気の持つ駆動力を使って経絡を流れることができる。

全身に行き渡る気と血によって、

ヒトの体と心の機能が営まれるんだなぁ~。

 

 

赤いラインは[足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい]という経絡。

目頭と鼻の間にあるツボ[睛明 せいめい]から始まり、

額、頭頂部、後頭部、うなじ、背中[2本線]、お尻、

太ももの後ろ、ふくらはぎ、外くるぶし、と下降し、

足の小指にあるツボ[至陰 しいん]で終わる。

片方だけでもツボが67個もある!

 

 

例えば、うなじや背中、腰のコリや痛みが激しくなると、

この経絡の、気や血の流れが滞る。

その反応は経絡上のツボに現れる。

反応のあるツボは、押すと他のツボよりも痛みが強かったり、

ツボの表面の皮膚がざらついたり、へこむこともある。

それらのツボに鍼やお灸をすることにより、

この経絡の気や血の流れ、そして症状を改善させるんだなぁ~。

うなじや背中、腰にあるツボだけでなく、

患部から遠く離れた、

ふくらはぎにあるツボも反応が出やすい。

 

 

赤いラインは[足陽明胃経 あし・ようめい・いけい]という経絡。

黒目の下にあるツボ[承泣 しょうきゅう]から始まり、

頬、首、体幹全面、太ももの前、すね、足の甲と下り、

足の人差し指にあるツボ[厲兌 れいだ]で終わる。

 

 

片側だけでツボが45個。

この経絡は途中に分岐点があり、

内臓の[胃]にもつながっている。

胃もたれや胃痛など胃の調子が悪いと、

この経絡の気や血の流れが滞る。

そんなときに反応が現れやすいツボが[足三里 あしさんり]。

 

 

 

 

[足三里]は膝下にある。赤矢印。

赤花シールは膝。

このツボに鍼やお灸をすることにより、

[足陽明胃経]の流れを促し、

胃にも気や血を十分に送り、

胃の不調を改善させるんだなぁ~。

 

 

ツボにはいろーんな効能があり、

このツボは養生のツボとも言われる。

コトーは中国留学中に体調を崩さないために、

このツボに毎日お灸をしていた。

 

 

ちなみに、先ほど紹介した[足太陽膀胱経]は膀胱につながっている。

膀胱炎など膀胱のトラブルが生じたときに、

この経絡上のツボを使って治すんだなぁ~。

 

 

赤いラインは[足少陰腎経絡 あし・しょういん・じんけい]という経絡。

この経絡は、臓器の[腎]につながっている。

東洋医学と西洋医学では臓器の働きが若干異なる。

腎は尿を作るところであるが、

東洋医学では成長にもかかわる。

腎の働きが活発だと健やかに成長していく。

 

 

腎の働きが不活発だと、老化は加速する。

更年期症状のベースには[老化]がある。

この経絡上のツボに鍼やお灸をして、

腎の働きを活発にさせることは、

とても大切なんだなぁ~。

このように書いたけれど、

更年期症状が出ると腎臓が悪い…とは考えないでください。

 

 

赤いラインは[手厥陰心包経 て・けついん・しんぽうけい]という経絡。

この経絡は、臓器の[心包]につながっている。

心包は心[しん][=心臓]を包む膜のようなもので、

心を外敵から守っている。

 

 

東洋医学では感情を司っているのは、

脳、心、心包、肝、肺などの臓器。

 

 

 

 

[手厥陰心包経]の上にあるツボ[内関 ないかん]。

ピンボケしてすみません…。

感情を整えるときによく用いる。

 

 

五十肩では腕を上げたりひねった時に、

この[三角筋][赤色]が痛みやすい。

痛みで腕を上げにくいから、

肩を引き上げてカバーしようとする。

すると…、

 

 

肩を引き上げる筋肉[僧帽筋 そうぼうきん][赤色]が疲労し、筋肉痛…。

 

 

 

棘下筋[きょくかきん][オレンジ色]と小円筋[しょうえんきん][青色]は、

肩甲骨の表面から二の腕につき、

肩関節を動かす筋肉。

五十肩の時、この筋肉も傷めやすい。

 

 

大胸筋[だいきょうきん][オレンジ色]は、

「前並え!」と腕を前に出した時に働く筋肉。

この筋肉もガチガチになりやすい。

 

 

肩関節周辺には様々なところから様々な方向へ様々な筋肉がついている。

それらの筋肉が協調して滑らかに動くことによって、

腕は前後、左右、斜め…といろんな方向に動かせるんだなぁ~。

 

 

五十肩では、痛みや関節制限の原因となっている筋肉たち、

1つ1つに鍼やお灸をして、血行を改善し、筋肉の柔軟性を出し、

痛みを和らげ、関節の動きを拡大する。

もちろん、五十肩のバック・グラウンドに冷えがある場合は、

血の巡りを整えるツボにも鍼やお灸をする。

 

 

このように、鍼灸治療はあらゆる症状が対象となる。

そして、東洋医学と西洋医学の両面からアプローチすることが

大事だなぁ~と、コトーは思う。

 

 

わぁ~お!

普段の倍の長さのブログになっちゃった!

でも、おまけの話を書いちゃおうかな。

コトーは無地よりも総柄が好き!

 

 

 

 

猫。

 

 

 

 

横縞と水玉模様と思うでしょ?

足先を外に向けると…。

 

 

 

 

歌舞伎なんだなぁ~。

 

 

 

 

一番お気に入りの靴下。

デニムの7分丈ズボンに映える!!!

 

 

夏日が多くなってきましたね。

マスクをしながら外を歩くと熱がこもって大変!

まめに水分をとって休憩して、熱中症に気をつけましょう!

福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング、

≪レディース鍼灸ことう+≫の

女性鍼灸師・理学療法士、コトーでした。

またねぇ~。

特集:レディース鍼灸ことう+:コトーの灸治療スタイル④~点灸

手のひらにこれぐらいのモグサをのせてぇ~、

 

 

 

 

両手でコネコネしてぇ~、

 

 

 

 

こんなふうに棒状にしてぇ~、

 

 

 

 

親指と人差し指でコネコネして円錐形にしてぇ~、

 

 

 

 

それを反対の親指と人差し指でつまみとる。

 

 

 

 

右は1円玉。

モグサは米粒の半分くらいかな。

 

 

 

 

その先端に、専用の線香で火を付ける。

火が消えたら、灰の上に新しいモグサをのせ、お灸をする。

6~7回繰り返す。

これが『点灸 てんきゅう』という手法。

 

 

 

 

シールをツボの上に貼り、

その上にモグサをのせるから、

お灸の跡が残らない。

チカッ!と一瞬熱さを感じ、

ツボの中の中まで、お灸の刺激が伝わる!!!

あるツボにガシッ!とお灸で刺激を伝えたいときに、よく用いる。

 

 

 

 

例えば、足の小指にあるツボ『至陰 しいん』。

赤の矢印。

逆子を治すとき、このツボに点灸をする。

 

 

鍼が苦手でお灸だけで治療したい方にも

点灸をすすめている。

全身を調整しやすい。

慣れてくると、

「このチクッ!とした熱さがいいんだよねぇ~」とワァンも多い。

 

 

 

 

親指大にモグサを丸めてぇ~、

 

 

 

 

円錐形にしたモグサの先端に火を付けてぇ~、

 

 

 

 

熱さを感じたらモグサを取ってぇ~、

 

 

 

 

水の張った灰皿に入れる。

7分灸、8分灸、という。

昔はこれがメインだったのかなぁ…。

背中のツボに用いられていた。

コトーはしていない。

 

 

 

 

鍼灸師の養成校1年目に点灸を教わった。

体の側面にもツボがある。

台所のボールを逆さにして、点灸を練習した。

 

 

『1分間に30回点灸をする』という実技試験があった。

ウチでは楽勝だけど、本番ではできない…。

コトーは手作業中、手に汗をかきやすい。

試験!という緊張感もあり、

どどどどどどどっと汗をかく!!!

汗をかくとモグサがぱさついて、まとまらない。

再試…、追試…。

ついつい、自分よりも若い先生に食ってかかった。

「速く点灸が出来たからって、

何か意味があるんですか?」

大人げない発言だったなぁ…。

 

 

モグサを指でひねってまとめる

ツボにのせる

線香で火を付ける

 

 

この繰り返しが今は心地いい。

モグサと線香の香りにも癒される。

ぜひ体験していただきたいお灸です!!!

 

 

今年の1月から始まった、この特集。

10話にも及んだ。

10年の鍼灸治療と20年の理学療法士の経験を

こんなにじっくり噛みしめる機会は

今までなかったなぁ…。

あと1話で完結です。

もうちょっとお付き合いください!!!

 

福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング、

≪レディース鍼灸ことう+≫。

無地よりも総柄が好きな、

女性鍼灸師、理学療法士のコトーでした。

特集:レディース鍼灸ことう+:コトーの灸治療スタイル③~塩灸

お灸の手法に『隔物灸 かくぶつきゅう』がある。

ツボ[皮膚]とモグサの間に隔たりがある。

つまり、皮膚の上に『ある物』を置き、

その上にモグサをのせて、お灸をする。

例えば、生姜灸。

 

 

 

 

スライスした生姜を皮膚の上に置き、

その上にモグサをのせる。

灸専用の線香で、モグサの先端に火を付ける。

生姜を挟み込むことで、モグサの熱をツボに伝えやすくなる。

スライスしたにんにくを使う『にんにく灸』もある。

 

 

 

 

これは『塩灸』。

 

 

 

 

おへその真ん中に『神闕 しんけつ』というツボがある。

和紙やガーゼをおへその上に置き、

その上に塩を盛り、

その上にモグサをのせ、お灸をする。

塩も熱の伝導率が高い。

胃腸の調子を整えるときに、昔から行われていた。

といっても、コトーはしたことがない。

 

 

フライパンで炒った塩を布袋に入れた物も使われていたらしい。

といっても、コトーはしたことがない。

 

 

 

 

不織布製の袋に塩を入れ、

電子レンジで温めた物を使っている。

これは単独で用いることはないなぁ…。

うつぶせで鍼や他のお灸をしながら、

足の裏に塩灸を置くことが多い。

 

 

 

 

足の裏には『湧泉 ゆうせん』というツボがある。

気[=エネルギー]が湧く泉。

すごいネーミング!

下半身の冷えや更年期症状などによる上半身ののぼせ、

不眠、全身疲労など万能のツボなんだなぁ…。

気[=エネルギー]を補充することもできる!

 

 

塩灸で足の裏を温め、

気[=エネルギー]と血[けつ=栄養分]の流れを促す。

身体だけでなく、精神的にもリラックスしやすいよ!

塩灸は温めても匂いが出ないから、

モグサの燃える匂いが苦手な方にも重宝している。

 

 

さぁて、おまけの話。

 

 

 

 

 

コトーは普段、5指用の靴下を履く。

履いてみたい!と思った30年前には、

作業用としてホームセンターにしか売っていなかった。

地味な物しかなかった!

それが…、

ファッションとして注目を浴びるようになったときは

うれしかったなぁ~~~~~~~~~~~~~。

可愛いデザインの物がいっぱい!

でもでも、

この流行が去れば、なくなっちゃう!!!

ついつい、大人買いをしていた。

 

 

 

 

 

今は膝丈の物まで売ってる!!!

うれし~~~~~~~~~~~~い!

 

 

 

 

室内では草履を履いてる。

鼻緒の生地が破れてきた。

だいたい1年で履きつぶす。

 

 

 

 

じゃんじゃかじゃ~ん!

新しいのを買ってきたよ。

右を室内用、左を屋外用にしようと思ってる。

草履や下駄は足指を使わないと脱げちゃう。

足指の運動と外反母趾予防にいいよ~~~!

 

 

 

福岡市南区にある、女性専門鍼灸&パーソナルトレーニング、

≪レディース鍼灸ことう+≫の

女性鍼灸師・理学療法士のコトーでした。

またねぇ~!