【無気力・ゆううつ・落ち込み・不安感・イライラ感・怒りっぽい・などの心の不調】コトーの鍼灸治療とセルフお灸とツボ・マッサージ
感情と五臓六腑と経絡とツボは、つながっている~『内関 ないかん』というツボの場合
これは、心臓。東洋医学では『心 しん』と言う。
『心』の役職は、『君主の官』。体と心の最高司令官。
『心』は、最重要の臓器であり、『心包 しんぽう』という、『心』を包む膜のようなもので、外敵から守られている。また、『心包』は、『心』に代わって実務を行う。
赤いラインは、『手厥陰心包経 て・けついん・しんぽうけい』という経絡。体内では『心包』につながっている。
経絡の中を『気(=エネルギー)』と『血(けつ)(=栄養分)』が通り、『心包』にも『気』と『血』を送っている。
手首近くにあるツボ『内関 ないかん』は、『手厥陰心包経』の上にのっている。このツボから、『手厥陰心包経』の『気』が出入りする。大事な関所になっている。
『内関』に鍼やお灸、ツボ・マッサージをして、『手厥陰心包経』の中の『気』と『血』の巡りを改善し、『心包』にも十分に『気』と『血』を送ることにより、心の不調や自律神経の乱れを整える。
感情と五臓六腑と経絡とツボはつながっている~『太衝 たいしょう』というツボの場合
これは、『肝臓』。東洋医学では『肝』と言う。『肝』の役職は、『将軍の官』。外邪から身を守るための指揮官であり、判断力や計画性などの精神活動も司っている。
赤いラインは、『足厥陰肝経 あし・けついん・かんけい』という経絡。体内では、『肝』につながっている。
足の甲にあるツボ『太衝』は、『足厥陰肝経』の上にある。『太』は、『大きい』ということ。『衝』は、『要衝』のこと。このツボは、勢いよく『気』と『血』が巡る特徴がある。
いくつもある経絡は、端と端がつながり、1つの輪になっている。
考えすぎて、『気』が頭の中だけでぐるぐる巡り、下がらない時には、『太衝』に鍼やお灸をする。上がりきった『気』を足元に下げ、『気』が全身を巡る状態に戻す。
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今年最後のぼやき
東洋医学の考え方は複雑で、とらえにくい…。特に『気』や『感情』にまつわる話は、説明しにくい…。
動画用の台本を書き、撮影し、編集したが、小道具が登場しすぎたせいか、だらだらと話したせいか、なんだか分かりにくい…。
せっかく作った小道具を最小限にし、台本を少し書き直し、撮影も編集もやり直した。しかし、分かりやすくなったのか、判断がつかない…。しかし、時間が1分間、短くなったので、よし!としよう。コトーにしては早口で話し、つっかえそうになる場面もあったが、よし!としよう。グハハハハー!
今年、最後の発信となりました。見て、読んで、いただき、ありがとうございます。YouTubeも記事も定期的には発信できないけれど、東洋医学や鍼灸やセルフケアに興味がある方に、分かりやすく伝え続けたい!と思っているよ~!
来年もよろしくお願いいたします。皆様にとって、2025年が充実した1年になりますように!