JPG

リハビリの仕事をしていた頃、しょっちゅう腰を痛めていました。
一番の原因は、でっちり。
『でっちり』って、背骨の腰の部分の前カーブ(そりかえり)が強すぎて、
骨盤も前のめりになってしまうこと。

私の場合、小さい頃からの年季の入ったでっちり。
他には、腹筋が弱かったり…
仕事などで背筋(特に腰)をよく使うために
腰の筋肉が縮まって、腰のそりかえりが強まったり…
原因はいろいろ。

腰の前カーブが強いと、
腰の筋肉は働きやすい!というより働きすぎる!
逆に腹筋は働きにくい! とアンバランス。

また、上半身の重みが腰の骨と骨盤の境目あたりに
どどーんとのってきて、負担が大きい。
こんな理由から腰を痛めやすいようです。

腰の筋肉をストレッチして緩め、
腹筋を鍛えることはもちろん大事。
私もずーっとやっています。
そのおかげか、大でっちりが小でっちりになったような…。
(ただお尻の肉が削げ落ちたのか…)

気をつけることはあと2つ。
1つは、股関節を曲げる筋肉の柔軟性。
太ももの付け根(そけい部)のあたり。
ここの筋肉が縮まると、
骨盤の前のめりを修正するのが難しい。

両脚を前後に出した立位で、
後方の脚の股関節を、太ももの付け根を、しっかり伸ばす、
などでストレッチ。

2つめは重心の位置。
でっちりさんは座っていても立っていても、
重心が常にやや前方に。
せっかくストレッチなどで、でっちりを修正しようとしても
でっちりを増強する姿勢ばかりとっていては、
悪循環になってしまいます。

少し重心を後方にする(上半身を少し後方にずらす)だけで
腰の筋肉はちょっぴり緩みます。

鍼灸治療をしながら、
このような日常生活のアドバイスなどもしています。
レディース鍼灸ことう へはこちらから…
http://www.ladies-kotou.com/