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 仕事場の庭で咲いています…

どんな病気でも、まずはその原因となることを取り除くことから
治療が始まると思いますが、
はてさて、自分の腰痛の具体的な原因は何なのか。

床から重たい荷物を持ち上げた時にグギッと腰が痛くなった…。
などと、はっきりした原因もあれば、??と想うことも。

実は何気ない生活習慣の積み重ねや体質が、
腰痛を引き起こしていることも、意外と多いです。

1.姿勢が悪い

猫背や、上半身が前かがみの姿勢では、
無意識に腰の筋肉を過緊張させて、体のバランスをとります。
腰の筋肉をリラックスできないので、腰が痛くなることも。

2.『でっちり』さん

もともと腰のそりが強かったり、腹筋の筋力が弱いと、
腰の筋肉は緊張しっぱなし。

3.同じ姿勢を続けていることが多い

立ち仕事やデスクワークなどで、「立ちっぱなし」 「座りっぱなし」など
一定の姿勢を保ち続けつためには、腰周辺の筋肉は動かすことなく、
じっと同じ状態で耐えています。

4.血行が悪い

血行が悪くなると、体の細胞の酸素が不足し、「痛み物質」が作られます。
冷房による冷えなどでも、腰痛になることがあります。

5.体にゆがみがある

片側の手だけで荷物を持つ、
座っている時に脚の組み方がワンパターン、
しょっちゅう片肘をつく、など…。
知らずしらず、体の使い方や姿勢が偏っていると、
一部の筋肉が極端に疲労し、腰痛になることも。

6.激しい運動をする

腰椎周辺の軟骨や関節に負担がかかり、
筋肉も疲労しやすくなります。

7.運動不足

筋肉の柔軟性が低下し、筋肉が疲労しやすくなります。
また、女性は閉経後、骨量が減りますが、
運動が不足すると、さらに骨量が減り、
骨折しやすくなり、背骨の骨が変形して腰が痛くなることも。

8.偏食ぎみ

ダイエットや好き嫌い、外食がちで、筋肉疲労を回復させるビタミンB群や、
骨を作るカルシウムなどの摂取不足が、腰痛につながることも。

当鍼灸院では、問診や触診で、
腰痛になりやすい生活習慣などがあるか、
患者さんと振り返ります。

思い当たることがあれば、
今から、無理なく、変えていけそうなことを一緒に考えます。
その生活習慣などを直していく、あるいは工夫していくことが、
腰痛を根本から改善する第一歩です。

詳しくは手作り小冊子『腰痛の話』に。
当鍼灸院へ腰痛治療に来られた方には、無料でお渡ししています。
次回は、「日常生活での腰痛対策」をご紹介いたします。

福岡で女性専門の鍼灸院をしています。
レディース鍼灸ことう  へはこちらから…。
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