暑苦しい日が続き、あっさりとした、そうめんを食べたくなる時期ですが、

なぜか、ふりかけに、はまっています。

はやったのは、昨年?

今はたくさんの種類がありますね。

乾燥したふりかけしか食べたことがありませんでしたが、

しっとりタイプも美味しい!

1袋を完食しては、食べたことがないふりかけにチャレンジ!

おおっ、これはヒット!

ん~、これはいまいち。

ささやかな楽しみ…。

そんなことを想っていたら、

ふふふっと20年前も前のことを思い出しました。

               *

その頃は、重度の障害をもった子どもたちが入所している施設で、

リハビリ(理学療法士)の仕事をしていました。

スタッフ・ルームの自分の机と、隣の男性スタッフの机の間には、

フタ付きのアルミの小箱が。

中味は飴。

飴が減ってくると、どちらかが補充。

隣の男性スタッフも、スーパーに行ったときに、

飴のコーナーをかかさずチェックしていたに違いない。

お互い、相手がいないときに、こそっと飴を補充。

相手がスタッフ・ルームに戻ってきて、

アルミ缶を開けるときを、心待ちにしていた。

「あーっ、この飴、知らなぁーい。 おいしいねぇ」という、相手のリアクションに、

「やったぁー!」と、心の中でピース・サイン。

「あぁ、これ知ってる」という、相手のリアクションに、

「う~、そうかぁー」と、しょんぼり。

おそらく、席替えまで続いていたと思います。

飴を買うという行為よりも、相手の反応をみるのが、

ささやかな楽しみだったんだなぁ~。