ブログを書き始めてから、

「私って、取りとめのないことをよく考えている…」

と、気づきました。

今日もそのとりとめのない話ですが、どうぞおつきあい下さい。

               *

買ったばかりの洋服に初めて袖を通す時、

新品のカバンを初めて持ち歩く時、

新品は私にドキドキ感、ウキウキ感を与えてくれます。

それでは、古いものはどうでしょうか。

使えば使うほど味が出て、

愛着が強くなるものはありますか。

う~、私は頭の中で、部屋にある物を思い浮かべました。

そして、やっと頭の中にバチッと登場したのがこれ。

26年ほど前に購入した扇風機。

その頃は、まだダイヤル式(文字盤のつまみ付き)が主流で、

このタイプは最先端のものでしたが、

いつのまにか、すっかりレトロです。

今は首振りがやや酩酊していますが、きちんと風を送ってくれます。

               *

右側のピンクのミシンは、15年前に購入したもの。

いつ壊れてもおかしくない状態で、

昨年、左側の白のミシンを購入しました。

しかし、どんなに針がスムースに進んでいかなくても、

使い勝手のいいピンクのミシンをつい使います。

機械とはいえ、自分の体に馴染んでいる気がします。

               *

ほら、取りとめのない話でしたね。

それでも、こうやって写真を撮って、文章にすると、

ますます、この扇風機やミシンに愛着が沸いてきました。

不思議ですね。