前回は鼻の症状に効く『上星 じょうせい』というツボをご紹介しました。
今日も鼻の症状に効くツボ『大椎』をご紹介します!
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アップしすぎて分かりにくいですよね。 すみません!
後頭部からうなじを撮りました。
首のつけ根の真ん中にあるのが『大椎』。
首は、7個の骨(=椎骨 ついこつ)が連結しています。
このツボは7番目の椎骨の下にあります。
7番目の椎骨は構造上、後方にぐっと出ています。
その大きな椎骨の下にあるから、
古代中国では、このツボのことを『大椎』と呼んだそうです。
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話はそれますが、キリンの首って何個の椎骨でできていると
思いますか。
ヒトと同じ7個だそうです。
もうはるかかなた昔の、高3の冬。
リハビリの学校の面接試験で聞かれました。
何でそんな質問をするんだろう…。
すごーく疑問に思ったことを覚えています。
キリンの話は本当でしょうか…?!?!?
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さてさてさて、
『大椎』というツボは、『督脈 とくみゃく』という経絡の上にのっています。
前回ご紹介したツボ『上星』も、『督脈』も上にのっていましたね。
『督脈』はお尻から背中、後頭部へと上り、
頭頂部から額、鼻へと下り、
前歯の上の歯肉まで、体の中央を通っています。
経絡は陰と陽に分けられます。
督脈は陽の経絡(=陽経)です。
『陽経の海』といわれ、
すべての陽経を統括する大事な経絡です。
この経絡は鼻の上も通っているので、
『大椎』に鍼やお灸で刺激をすると、
経絡の流れも鼻の通りも良くなります。
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小鼻の横にも鼻の症状に効くツボがあります。
次回はそのツボをご紹介します。