食べすぎたり飲みすぎた後に、
口角(唇の両端)の皮膚が荒れていたことはありませんか。
胃を覗き込んでいないのに、
「あーっ、胃に負担をかけてしまった…」って思いますよね。
*
いきなり、グロテスクなツボ・モデル君の顔写真!
口角の横には、『地倉』というツボがあります。
ええっと…、鍼灸本によると、
『地』は土地のこと。
『倉』は食べ物を貯蔵すること。
古代中国人は、額(ひたい)を『天の庭』に例え、
頬(ほお)を『地』に例えたそうです。
頬と歯の間に食べ物がたまった様子を『倉』といったことから、
この名前がつけられました。
このツボは、『足の陽明胃経 ようめい・いけい』という
経絡の上にのっています。
名前のごとく、この経絡は、胃の働きにも関係しています。
*
グロテスクなツボ・モデル君アーップ!
『足の陽明胃経』は、黄色の線です。
目の下の『承泣 しょうきゅう』というツボから始まり、
首の前、胸、おなか、太ももの前…と、
ずずずーっいと下ります。
膝から下のツボ・モデル君。 見づらい写真ですみません。
足の人差し指のツメの横のツボ『厲兌 れいだ 』で終わります。
途中、むこうずねに『足三里 あしさんり』というツボがあります。
胃の調子を整える時に、このツボに鍼やお灸をします。
*
鍼やお灸って痛みやこりだけでなく、
内臓の調子も整えるんですよーっ!!!