蒸し暑い日が続きますが、皆さん体調はいかがですか。

私はエアコンが苦手で、仕事以外では扇風機を使っています。

以前は、『あごからポタポタ汗が落ちる時に温度計を見ると、

室温は30℃!』でした。

これが、私の体の変化の目安で、嫌でもエアコンをつけていました。

最近はちょいと違うようです。

全身から常に汗がにじみ出始め、

温度計を見ると、32℃! 湿度50%!

ここまで室温が上がっているとは気づかず、びっくり!

慌ててお茶を飲み、塩飴をほおばりました。

ヒトは恒温動物(こうおんどうぶつ)といわれています。

外が暑くても寒くても、体内の温度を一定に保ちます。

暑い時は汗がたくさん出て、皮膚の血管が広がることにより、

血流も増加し、体内にこもった熱を外に出すパワーが高まり、

体温の上昇を防ぎます。

また、汗がたくさん出すぎたら、体内の水分や塩分が減ってしまうので、

体の中では、それを防ごう!という反応が起きます。

1.アルドステロンというホルモンが腎臓に働きかけ、

尿として体の外に出る水分の中の

ナトリウム(塩分)の量を減らします。

2.バソプレッシンというホルモンが腎臓に働きかけ、

尿として体の外に出る水分の量を減らします。

3.口の渇きを感じて、水分をとることを促します。

…などなどです。

とはいっても、この体の調節機能にも限界があります。

ガンガン動き回っていなくても、長時間暑い部屋にいると、

先ほどの体温の調節機能が働かなくなり、

体内に熱がどんどんこもって、熱中症になることもあります。

これからの季節、気をつけましょう!

私は、自分の汗のかき方に頼らず、こまめに温度計を見ます!