もうすぐゴールデンウィークですね。

皆さんは計画を立てましたか?

コトーは、山に登りたいなぁ…。

新緑と、その向こうの木漏れ日と、

その向こうの鳥のさえずり…。

自然の中にすっぽり包まれたーい!

 

山!山!!山!!!

今日のブログは、名前に、『山』という漢字がつく

ツボについて、書いてみよう!

安易な発想…。

 

メジャーなツボ、361個のうち、

『山』という漢字が入っているツボは、1個だけ!

意外!!!

体のへこんだ部位にあるツボは、

『谷』とか『池』という漢字が入っています。

体の盛り上がった部位にあるツボは、

『山』という漢字がたくさん使われてもよさそうですが…。

 

貴重な1個は、『承山 しょうざん』というツボ。

ツボ・モデル君の登場!

 

 

どこの部位かわかりますか?

膝裏から踵にかけてです。

ふくらはぎの筋肉の一番盛り上がっているところに

あるのが、『承筋 しょうきん』。

その下で、ふくらはぎの筋肉が腱に移行するところに

あるのが、『承山』。

まぎらわしい名前ですよね。

鍼やお灸で腰痛を治すときに、

『承山』というツボをよく使います。

 

赤いラインは、『足太陽膀胱経 あし・たいよう・ぼうこうけい』

という経絡。

『承山』は、この経絡の上にあるツボです。

『足太陽膀胱経』という経絡は、腰にも通っているので、

腰痛治療にも用いられます。

腰にあるツボだけでなく、

遠く離れた足のツボも腰痛に効きます。

 

このツボは、下半身の冷えや、脚のむくみや疲れにも

効きます。

私のおすすめは、灸頭鍼(きゅうとうしん)。

 

 

鍼先にモグサをのせてお灸もします。

自分は仕事中立っていることが多く、

脚が疲れると、自分で『承山』に灸頭鍼をします。

ふくらはぎの奥までふわっと温まり、

こりかたまっていた筋肉がほぐれて、

脚が軽くなります!