ゴールデンウィーク中、福岡は晴天!

冬物の洗濯をしまくり、あっっっという間に

過ぎちゃったなぁ~。

おっ!

今日は、『晴』のつくツボからスタートしよう!

 

 

『睛明 せいめい』

あっ! ばれちゃいました?

『晴』ではなく、『睛』。

中国語で『ひとみ』という意味です。

学生の頃、よく書き間違えていましたハハハァー!

まあ、細かいことは置いといて、

ツボの話のはじまり、はじまりぃ~。

 

 

赤いラインは、『足太陽膀胱経絡 あし・たいよう・

ぼうこうけい』という経絡。

経絡は、全身に張り巡らされた通路のようなもの。

その上にツボがのっている!

『睛明』は、この経絡の一番目のツボです。

 

 

 

 

『睛明』は、目頭と鼻の間にあります。

目が疲れたときに、このツボを押すと気持ちがいい!

 

 

さて………、

代表的な経絡、12本は、すべてつながっています。

『睛明』とつながっているのは、『聴宮 ちょうきゅう』。

このツボは、『手太陽小腸経 て・たいよう・

しょうちょうけい』という経絡の最後尾にあります。

経絡は栄養分とエネルギーを全身に送っていますが、

その流れ方が決まっています。

小腸経→膀胱経 と流れます。

 

 

 

 

『聴宮』は、耳たぶの前にあります。

字のごとく、耳のトラブルに使うツボです。

 

 

さてさて………、

顔ツボの中で、

効能がわかりやすいツボは、他には、

『承泣 しょうきゅう』かな?

黒目の下にあります。

『承』は受ける、『泣』は泣くという意味です。

涙を受け止める場所なので、

このような名前が付きました。

目のトラブルに使うツボです。

 

 

このツボは、『足陽明胃経 あし・ようめい・いけい』

という経絡の一番目!

この経絡は、五臓六腑の胃ともつながり、

胃の症状を治すときにも使われます。

 

 

胃の症状を治すといえば………、

『胃の六つ灸 いのむつきゅう』があります。

膈兪(かくゆ)、肝兪(かくゆ)、脾兪(ひゆ)というツボの

左右6個にお灸をします。

 

 

これらのツボは、『足太陽膀胱経』の上にあります。

背中の3本のラインの、真ん中です。

『膈兪』はウエストの切り替え部分から、

上に6個目。

食道に近いです。

『肝兪』は、同じく上に5個目。

『脾兪』は、同じく上に3個目。

この2穴は、胃のあたりです。

これは、昔から伝わる灸法です。

 

 

昔から伝わるといえば………、

『逆子の灸』があります。

足の小指にある『至陰 しいん』にお灸をして

逆子を治します。

今でもよく使われています。

『至陰』は、『足太陽膀胱経』という経絡の最後尾に

あたります。

 

 

おーっ! やったぁー!

「1つの経絡の最初のツボで始まり、

最後のツボで終わる、しりとりブログを書こう!」

そう思いついたのはいいが、原稿を書くのに時間が

かかってしまった!

ごちゃごちゃ、しすぎちゃったかな??

でも、楽しかったので、機会があったら、

『しりとりツボ~その2』にチャレンジします!!!