今年は、早々と梅雨に入りましたね。

仕事場は緑に囲まれていますが、雨水を吸って

木々はより青々しくなってきました。

 

最近、窓を開けているからか、

小鳥のさえずりをよく聞きます。

聞きなれない鳴き声を聞くと、

鳥の鳴き声に詳しい人が鍼灸治療に来てくれないかな~

と思います。

 

さて、今日は『聞く』ことについて書いてみまーす!

 

 

絵を描くのは久しぶりです。

なんだかわかりますか?

左端が耳。 右にいくと鼓膜があり、その右奥が内耳。

聴覚をつかさどるのは、『耳』。

耳の奥の『内耳 ないじ』にある

『蝸牛 かぎゅう』が音をキャッチします。

 

話しはそれますが、

耳にはもう1つ、感覚器があります。

それは、体の位置の変化、特に頭の位置の変化を

感じとる平衡感覚です。

この平衡感覚を手ががりに、

私たちは体のバランスを保つことができます。

 

この感覚は、蝸牛の上にある、『前庭 ぜんてい』と

『三半規管 さんはんきかん』で、感知します。

 

 

 

 

耳周りにはツボがいっぱい!

耳のトラブルのときに使うだけでなく、

こめかみあたりのツボは片頭痛のときに

よく使います。

 

ところで、

東洋医学の診断方法に、『聞診 ぶんしん』があります。

声量、話し方、呼吸方法、咳の仕方、しゃっくり、などを

聞いたり、体臭などを嗅いで、

患者さんの状態を把握します。

 

当鍼灸院はマンションの一室で治療しています。

インターフォン越しに、「〇〇です」と名前を

告げられた時、声量や声のトーン、話し方で、

だんだん元気になってきたなぁ…と感じます。

鍼灸治療をする側は五感をフル活動させて

治療に臨んでいるんですよ!

といっても、これは特別なことではありません。

皆さんが家族や仕事先の方などと電話中、

「あれっ、鼻声だな…、風邪を引いたのかな…」って

思うことがありますよね。

知らず知らずに聴力をフル活動させているんですね。

 

『聞く』といえば、

昨日スーパーで中国人の親子の会話が耳に入ってきました。

留学中はさんざん聞いていた中国語も、今は聞く機会がなく、

懐かしくて、レジではその親子の後ろに並んでしまった!

皆さんは外国語の勉強が得意ですか?

私はまったくダメ…。

留学3ヶ月目に、夢の中、中国語で話しかけられ、

「何を言っているのかわからないよーーーっ!」と

逆切れしました。

留学先で知り合った日本人にそのことを話すと、

「夢の中に中国語が出てきたら、一歩前進だよ」

そう言われました。

しかし、

夢の中で相手が正確な中国語を話していたかは、

定かではない…。