突然ですが、骨盤の骨に孔が開いているのを
ご存知ですか?
じゃじゃじゃじゃ~ん!
これは背中からみた図。
骨盤は両側の腸骨と、真ん中の仙骨で
構成されています。
仙骨には、左右対称に仙骨孔(せんこつこう)という孔が、
縦に4つずつあります。
そして、各々の孔の上に、上髎(じょうりょう)、次髎、
中髎、下髎、というツボがあります。
左右合わせて8個。
『八髎』と呼ばれています。
『髎』は、孔という意味です。
背中の筋肉は、長いものでは頭蓋骨の後ろから
仙骨までついています。
背中のコリや腰痛を治すときに、
これらのツボに鍼やお灸をすることもあります。
女性の骨盤を前から見ると…、
手前から膀胱、子宮と卵巣、直腸、という臓器が入っています。
子宮や卵巣のトラブル、生理痛や生理不順を治すときにも、
先ほどの『八髎』というツボを使います。
当鍼灸院では、このツボに鍼をしたまま、棒灸をしたり、
灸頭鍼をします。
棒灸は、モグサを固めて和紙で包み、
先端に火をつけ、皮膚から3~5㎝離して温めます。
灸頭鍼は、鍼先にモグサをつけてお灸をする方法です。
どちらも熱くはありません。
じんわりじんわりお尻の芯まで温まり、
血の巡りをよくして、生理痛や生理不順を改善します。
血の巡りをよくするには、ご自宅でのお灸もおすすめです。
当院では、『生理痛・生理不順を治そう!』というテーマで、
9月10日(火)と15日(日)に、お灸教室を開催します。
自分では『八髎』にお灸をするのは難しいですが、
他にも生理痛や生理不順を改善するツボがあります。
初心者でも見つけやすいツボを伝授します!
お気軽にご参加ください。
詳しくは、ホームページのお灸教室のページをご覧ください。
猛暑続きの福岡は、最近ぐぐっと気温が下がりました。
皆さんの住む街はいかがですか?
過ごしやすい時期に入ると、
「体がだるい」 「日中もボーッとする」などの
夏バテの症状が出やすくなります。
皆さん、気をつけてくださいね。