皆さーん!

オリンピックの中継を見ていますか?

コトー家にはテレビがないので、

ラジオで選手の活躍を聞いています。

 

福岡はほとんど雪が降りません。

皆さんの住む街はいかがですか?

冬のスポーツをしますか?

 

コトーは20代の頃、スキーにはまっていました。

スキー板にスキーブーツにスキーウェアを購入!

自分の足に合うように、ブーツを加工!

ブーツの中敷きをオーダーメイド!

気合も十分!

こんなにお金をかけているから、元を取らなきゃーっ!と、

毎週末スキーに行っていました。

 

連山のリフトを3本ぐらい乗り継いで、

上のほうから林道をゆったりゆったりと滑るのが好きでした。

一面の銀世界はすべてのものを浄化してくれます。

無心に滑っていました…。

 

『滑る』といえば、『滑肉門』。

ツボの名前です。

何と読むか分かりますか?

『カツニクモン』と言います。

すごいネーミングですよね。

 

このツボに鍼をすると、舌の硬さがとれて、

舌をなめらかに動かすことができるので、

この名前がついたそうです。

 

『舌』は東洋医学では、『滑利の肉』とも呼ばれています。

中国語では、『利』は『弁が立つ』という意味もあります。

『肉』は、『筋肉』のこと。

『舌』を、『流暢に話せるための筋肉』と表現しています。

 

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この赤いラインは、『足陽明胃経絡 あし・ようめい・いけい』

という経絡。

『滑肉門』は、この経絡の上にあります。

 

経絡は、体に張り巡らされた通路のようなものです。

エネルギーと栄養分を体全体に送っています。

『滑肉門』は、この経絡を通るエネルギーの門戸(出入口)

でもあり、『門』という漢字がついているんですね。

 

このツボはどこにあると思いますか?

舌ではありませんよ。

 

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おなかです。

『滑肉門』は、胃腸のトラブルを治すときに用いられます。

 

ツボの名前の由来を調べてみると、

ツボの効能や特徴を2~3個の漢字でうまく表現しているなぁ~

と、つくづく感心します。

古代の鍼灸師はセンスがいい!!!