日頃開けない戸棚の奥に、懐かしい物を見つけました。

 

2014_04_09_001

 

高校時代に使っていた定期入れ。

ビニール・コーティングの生地と、厚めのクリア・ファイルで作っています。

手縫いです。

三つ折りを開くと…、

 

2014_04_09_002

 

外側はこんな感じ。

定期券が2枚だったので、こんな形にしたんですね。

 

2014_04_09_003

 

内側はこんな感じ。

写真では分かりづらいですね。

 

2014_04_09_004

 

中央と左側にポケットを作っています。

気合の入った作品だなぁ…。

 

今もほそぼそと洋裁をしますが、

「ファスナー付けが面倒だから、スカートのウエスト部分はゴムにしよう」

「ブラウスはボタン穴を作るのが面倒だから、かぶりものにしよう」

などと、気合が入っていません。

 

2014_04_09_005

 

これは5年前に仕立てたもの。

洋裁本の中から、全体のラインと襟の部分と

2つの型紙を組み合わせて作りました。

仮合わせをして試着したら、

ダボダボした、締まりのないチェニック!

見るに堪えない…。

ウエスト部分を切り替えたら、引き締まる???

あ~~~、面倒くさい!

1週間葛藤し、結局、ダボダボ・チェニックを上下にカットして、

ギャザーのハイ・ウエストにして、つなぎ合わせました。

気を抜いて仕立てるつもりが、

かなり気合の入った1着となりました。

 

おっと、洋裁の話に熱が入ってしまった!

洋裁をしない方にはチンプンカンな内容でしたね。

失礼しました!

私は鍼灸師だった…。

鍼灸治療に臨むとき、患者さんの声と体の変化に耳を傾けます。

そして、頭をフルフル回転させて、

『体と心の状態を動かす』キーポイントのツボを見極めます。

鍼やお灸をするツボのことですね。

治療の一番最初に気合を入れる場面です。

 

仕事でも、プライベイトでも、

ここぞっ!という大事なタイミングに、スッと無意識に気合が入る…。

そんなふうになれたらいいな…。