最近、仕事(鍼灸)をしているときに、

「スジを通すって、やっぱり大切だなぁ…」と思います。

ここで言う『スジ』とは、経絡のこと。

経絡は全身に張り巡らされ、

エネルギーと栄養分を全身に送っています。

そして、メジャーなツボは経絡の上にのっています。

ツボに鍼やお灸で刺激をして、経絡の流れを良くすることは、

どの症状を治すにもかかせません。

 

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特に、体の中央を通る経絡が大事だと思います。

というのは、体の骨幹に相当するからです。

また、当鍼灸院は女性専門であり、

女性にとって大切な子宮や卵巣が体の中央にあることも、

大きな理由です。

 

どのツボを使って経絡の流れを良くするか…。

患者さんの体と心を見つめて、決めています。

 

 

さぁー、話がコロコロ変わるよぉー! ついてきてぇ~!

スジといえば、

ピアノ線のようにスジばった筋肉をほぐすには、

鍼治療がいいなって思います。

筋肉は繊維が束になって、できています。

筋肉が痛みやコリで弾力性がなくなると、

束がひとかたまりとなり、スジのようになります。

コトーは、これを『スジ子ちゃん』と呼んでいます。

1つ1つのスジ子ちゃんを、丁寧に鍼でちゅんちゅんと刺激すると、

弾力性のある筋肉に戻ります。

そうなると、コリにくい筋肉になります。

「スジ子ちゃん撲滅運動!」と言いながら、

コトーは取り組んでいます。

 

 

スジ(筋)といえば、

『承筋 しょうきん』。

 

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ふくらはぎの最も膨らんだところにあるツボです。

ふくらはぎの筋肉がつりやすいときや、腰痛を治すときに、

このツボを使います。

長時間の歩き疲れに、ここをツボ押し!

気持ちいいよ~!

 

 

スジ(筋)といえば、

『陽陵泉 ようりょうせん』。

 

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膝(猿シール)の外側にあるツボです。

別名 『筋会 きんえ』。

『筋』のエネルギーが集まるツボです。

筋肉痛など筋肉のトラブルが生じているときには、

よく使います。

 

 

スジといえば、

鶏肉のささみのスジ。

スジを取って調理したほうが、断然おいしい!

コトーは、このスジを取るのが苦手。

スジだけでなく、肉まで包丁でガバッと取ってしまう。

う~、もったいない!

 

このオチは以前もブログで使いました。

そのときに、スーパーで購入した鶏肉のささみ(スジなし)の写真。

撮ったのに、見当たらない…。

消しちゃったかなぁ~。

う~ん、残念!!!