今日は、旧・体育の日ですね。

私は、学校の体育は苦手でしたが、

20代からスキーや登山、太極拳にはまり、

体を動かすことが好きでしたね。

 

スキーは膝の動きでバランスをとります。

日頃、膝周辺の筋肉はだらけきっていたので、

スキー中はすぐ筋肉がカチコチ!

膝が思うように動かなくなり、何度も転倒!

そのたびに左膝をひねり、とうとう左膝関節を負傷!

 

普段は痛みがありませんが、

急激に体重が増えたときに階段を使うと、イタタタタ…。

情けない…。

日常生活の中で、膝を曲げ伸ばしすることは多く、

膝に痛みが生じると、とっても不便になります。

 

今日は、そんな膝の痛みに対しての鍼灸治療と、

セルフ・ケアをご紹介します。

膝の痛みの原因は様々です。

当院では、変形性膝関節症からくる痛みの方が多いかな…。

変形性膝関節症は加齢により、関節軟骨などが変性し、

膝関節痛、腫脹、変形を引き起こします。

関節を守ろうと、膝周辺の筋肉は必死に働くためガチガチになり、

筋肉自体の痛みも生じます。

中高年の女性に多くみられます。

 

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膝の内側
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膝の外側
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膝の前面

 

 

ありゃりゃ、イラストが斜めになってすみませーん!

膝周辺にはたくさんのツボがあります。

その方に合ったツボに鍼やお灸をして、

膝周辺の筋肉の柔軟性を出します。

縮こまっていた筋肉が伸びやすくなると、

膝関節も動かしやすくなり、痛みもやわらぎます。

 

痛みが長いと、脚の筋力が低下します。

ガチガチの筋肉を鍛えようとすると、筋肉はより硬くなり、

痛みが増すこともあります。

筋肉の柔軟性を出しながら、膝周辺の筋肉を鍛えることが大切です。

関節を守るのは筋肉です!!!

 

膝の痛みが改善したら、『予防』が大事ですね。

歩行などの適度な運動やストレッチで、

筋肉の柔軟性と筋力を維持しましょう!

体重のコントロールも欠かせません。

 

 

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膝が痛いときに、自分でするお灸もおすすめします。

台座灸は底にシールがついているので、

丸みのある膝周辺にもお灸がしやすいです。

 

当院では10月19日(日)と21日(火)に『膝関節痛』をテーマに

お灸教室を開催します。

興味のある方はぜひご参加ください。

詳細は、『お灸教室ページ』をご覧ください。

 

さて、おまけの話。

10月7日(火)に、太宰府市いきいき情報センターへ、

お灸講座の講師として行ってきました。

7月に続き2回目です。

今回も定員の倍の申し込みがあり、午前と午後の2回、行いました。

 

 

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お灸講座の風景ー1
2014_10_07_moxa_lecture_002
お灸講座の風景ー2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和室はいいですね~。

参加者同士、初めて会ったお隣さんとの会話もはずむ!

「今日はどんな方が集まっているのかな…」

最初は手探り状態。

でも、参加者の方々とやり取りをしているうちに、

ウキウキした気持ちでいっぱいになる!

お灸を通して、『体と心のリラックス』や『楽しさ』を参加者の皆さんと

共感できることが、自分の喜びなんだなぁ…。

今回の講座でつくづく感じました。

 

あーっ!!!!

また長いブログになってしまった!

「端的に、重複せずに、文章を書こう」

毎回思っていますが…。

なんだかなぁ~。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!!