症状によっては、鍼やお灸を開始しても

なかなか好転しないときがあります。

「悪化はしないが、よくなっている感じがしない…」

「このまま変わらない???」

患者さんは、そんな気持ちに押しつぶされそうになります。

 

 

このような経過をおう場合、あるときを境に好転することが多い。

「もう、何度もダメだ…と思った」

ポツリと言う患者さんの言葉が、ずしんとコトーの心に響きます。

 

 

鍼やお灸は、自己治癒力を高めて治す医学です。

どんな状況でも、患者さんが『自分の治る力』を信じ続けることが、

大切です。

コトーは治療経過を丁寧に説明することを心がけています。

 

 

コトー自身は、「もうダメだ…」と思ったことはありません。

症状によっては、西洋医学の検査や治療が必要なときもありますが、

それ以外では鍼灸の治療に限界はないと思っています。

 

 

仕事以外でも、いろんなことが立ちはだかりますが、

根を上げたことはありません。

もうちょっとやってみたら、何か打開策が見えてくるかも…。

まだ自分が気づいていないことがあるのかもしれない…。

自分の可能性を信じ続けます。

 

 

おまけの話。

幼稚園児か小学低学年生だった頃。

1人でショートケーキを食べていたら、

3歳年上の兄が、「つーば、つけた!」と

ショートケーキのクリームに人差し指をぐさり!

その頃、ケーキを食べられるのは、家族の誕生日とクリスマスだけ。

貴重な食べ物でした。

あなたが私の立場だったら、どうしますか?

クリームの部分だけ取り除いて食べますか?

コトーは泣きたい気持ちをこらえつつ、無言で、

ケーキを丸ごと、台所の三角コーナー(=生ごみ入れ)に捨てました。

この頃から弱音を吐く自分を認めなくなかったんですねぇ。

そうとうの負けず嫌い?

まあ、それが、『根を上げない』ことに役立っているかもしれません。

 

 

今年最後のブログも、しょーもない展開になりました。

あんな、こんな、ブログにおつきあいいただき、

本当に、ほんとうに、ホントーに、ありがとうございます。

2015年も皆様にとって素敵な1年になりますように!!!

 

 

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