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外側から見ると肩甲骨はこんな感じ。

上部に『肩峰 けんぽう』と『烏口突起 うこうとっき』という

突起物があり、肩甲骨本体は薄っぺらい。

 

 

scapula_002

右の肩甲骨を後ろから見るとこんな感じ。

平べったい三角形。

これに腕の骨と鎖骨、そして背骨と肋骨が加わるとこんな感じ。

 

 

skeleton_001

肩甲骨は腕の骨と鎖骨とだけ関節をつくっている。

背骨や肋骨とは接していない。

背骨とは筋肉で結ばれている。

肋骨の上にプカプカ浮かんでいるので、

『浮遊骨 ふゆうこつ』とも呼ばれている。

 

 

scapula_003

前から見てもシンプル。

 

 

skeleton_002

右の肋骨を一部とった骨格。

腕って重たいはずなのに、肩甲骨としか関節をつくっていない。

腕を支えている肩甲骨!

お疲れさま!!!

 

 

さて、普段は目立たない肩甲骨の動きをいくつかご紹介しよう!

 

 

scapular_elevation_001

肩を上げると肩甲骨も上がる。

黒からオレンジ色へ移動!

 

 

scapular_elevation_002

このときに働く筋肉は主に2つ。

左側(オレンジ色)の筋肉は、

頭蓋骨の後頭部から鎖骨についている。

右側(青色)の筋肉は、頸椎(首の骨)から

肩甲骨の内側の先端についている。

これらの筋肉が働くと、肩と肩甲骨が上がる。

図では片方ずつしか描いていないが、

これらの筋肉は左右対称にある。

では、肩と肩甲骨を引き下げる筋肉はどこについているか…。

 

 

scapular_depression_002

下部の背骨から肩甲骨の上部についている。

実は、肩甲骨は上下に10~12㎝動かせる!

 

 

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『張り手』が描けないよぉ~。

前をならえ!とした腕を、さらに前につき出す図と思ってほしい…。

 

 

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このときに肩甲骨は外側に動く。

 

 

scapular_abduction_002

張り手のときに使う筋肉は、8~9本の肋骨から

肩甲骨の外側についている。

どすこい!

 

 

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腕を肩の高さに上げたまま、後ろに引く。

このときに肩甲骨は内側に動く。

 

 

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背骨から肩甲骨の上についている筋肉が、

肩甲骨を内側に引っぱる。

 

 

scapular_adduction_002_02

背骨から肩甲骨の内側についている筋肉も

肩甲骨を内側に引っぱる。

肩甲骨は内外に15㎝も動かせる!

 

 

このように、肩甲骨にはたくさんの筋肉がつき、

肩や腕を動かすために日夜がんばっている!

えらい!

次回も肩甲骨の話しが続くぅ~~~。

よろしくです!

 

 

それにしても…、

1つのブログに14個の絵を描いたのは初めて!

ふぅ~~~。

全ての絵を描き上げた後のビールは格別おいしい!