首コリや肩コリ、背中コリは感じても、
肩甲骨のコリって感じにくい…。
では、肩甲骨がこっているか、チェックしてみよう!
まず、肩を触ってみよう!
この絵は、背中。
コリコリしているのは、僧帽筋(そうぼうきん)の真ん中の部分。
背骨から肩甲骨の上部についている筋肉!
この筋肉をぺらっとめくると奥にあるのは…、
肩甲骨の上部から腕の骨についている筋肉、
棘上筋(きょくじょうきん)!
次に、脇の下の筋肉をつかんでみよう!
脇の下に親指をあて、他の4本の指は背中に!
肩甲骨から腕の骨につく筋肉は、
先に挙げた『棘上筋』を含めて6つもある。
これらの筋肉が硬くなると、コリコリは分厚い。
オレンジ色の広背筋(こうはいきん)は、
骨盤と背骨と肩甲骨の下部から、腕の骨についている。
骨盤から腕までつながっている筋肉は、これだけ。
すっごーい、でっかーい!
青色の筋肉は大円筋(だいえんきん)。
肩甲骨の下部から腕の骨についている。
オレンジ色は棘下筋(きょくかきん)。
肩甲骨(中央ー下部)から腕の骨についている筋肉。
肩甲骨に薄くついているが、こりやすい。
その奥にひそんでいるのが小円筋(しょうえんきん)。
肩甲骨の外側から腕の骨についている。
肩甲下筋(けんこうかきん)はどこについてる?
この絵は体幹を前から見たもの。
右の上部肋骨が取り外され、奥の肩甲骨が見える。
肩甲骨前面から腕の骨についている筋肉は、肩甲下筋だけ。
肩甲骨と肋骨の間には指が入らないから、
この筋肉は脇の下でしか触れることができない。
こんなところにも筋肉があるんだなぁ~。
オレンジ色の点は、鍼やお灸で用いるツボ。
肩甲骨まわりにもいっぱいある。
首こりや肩こり、背中こりだけでなく、
肩関節の動きが制限される五十肩のときにも
肩甲骨周辺への鍼やお灸はかかせない。
自分の目には入らない肩甲骨の存在を忘れないでほしいなぁ~。
さて、ここでちょっとお知らせです。
6月と7月に3か所でお灸講座の講師をする予定です。
粕屋郡宇美町働く婦人の家 し~ず・うみ 主催のお灸講座は、
6月16日(火)と7月7日(火)の全2回。
2回にわたって講座をするのは初めて!
楽しみです。
西日本リビング新聞社主催のお灸講座は、6月30日(火)。
昨年に引き続き、今年も声を掛けていただきました。
ありがたいです。
太宰府市いきいき情報センター主催のお灸講座は、7月28日(火)。
こちらも昨年に引き続き、今年も予定しています。
お灸伝導師コトーは、かっ跳びますよー!
どの講座も市・町外の方も参加できます。
どうぞお気軽にご参加ください。
詳しくはトップページのお知らせをご覧ください。
ブログは、次回も肩甲骨の話が続きます。
地味な話ですが、おつきあいください!