梅雨の時期に旬の梅はバラ科で、原産国は中国。

梅の酸っぱーい成分はクエン酸。

このクエン酸は、体内ではエネルギー代謝に関わる重役です。

また、筋肉痛の原因となる乳酸が筋肉にたまるのを抑え、

筋肉痛を解消するスゴイやつです!

最近はキッチンまわりの汚れ取りなど

掃除用品としてもメジャーになりましたね。

 

 

さて、梅の酸っぱさは、舌のどこで感じるでしょうか。

じゃじゃーん!

 

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<舌の表面>
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<舌の裏面>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味を感じるのは、舌の表面にある味蕾(みらい)。

舌の先端が『甘さ』。

つけ根が『苦味』。

裏全体が『塩辛さ』。

『酸っぱさ』は舌の両側で感じます。

 

 

もう1つ、じゃじゃじゃーん!

 

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東洋医学には舌診という診察法があります。

舌の大きさ、形、色、つや、運動、

舌の上にある苔(こけ)のようなものの状態を診ます。

体質や血のめぐり、症状の程度の手がかりとなります。

舌の先は『心』、

つけ根は『腎』、

中心は『肺』と『胃』、

両側は『肝』と『胆』に関係しています。

(東洋医学の臓器と西洋医学の臓器の働きは

若干異なります。)

 

 

梅雨は湿度が高く、体内の水分代謝が落ちて、

体がむくむときがあります。

その時に舌はどうなっているでしょうか???

舌は普段よりもボテッと大きく、

舌の周りに歯型がつき、

口の中がなーんとなく甘くベトベトしています。

少々お待ちください。

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鏡で舌を診てきました。

コトーの舌の外側には歯形がつき、ギザギザ。

ちょこっとむくんでいます。

 

 

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スモモも今が旬!

甘くて酸っぱくてジューシーでおいしーい!!!

旬の物を食べて梅雨を乗りきるぞー!

夏も乗りきるぞー!!!